無骨さとタフさを際立たせた王道ホイール
本場アメリカの薫りに日本のトレンドを織り交ぜながら、魅力的なオフロードホイールを送り出し続けている名門ブランド、エクストリームJ。早くからシーンを牽引してきたからこその品質への信頼感や安心感はもちろんだが、その最大の魅力はオフロード感の強さ。ラインアップされるどの作品も、履けば確実にワイルドさを増せるのが特徴だから、ジムニーをオフローダーに仕上げたいときには実にココロ強い。
そんな数あるエクストリームJの作品の中でも、特にシンプルでクリーンなフェイスとなるのがXJ07。できる限り無駄を省き、シンプルに徹したのがその持ち味で、大きなコンケイブを描くフェイスには8つの台形窓を連ねたのみ。ただしこのあえてのシンプルさが、そこに秘めた無骨さや力強さ、タフさを鮮明に浮かび上がらせてくれる。まさにシンプルイズザベストを具現化した一本だ。
とは言えディテールをよく見ると、その作りは実に深くて凝ったものとなる点にも注目。スクエア窓はその断面がリブ形状となっていて、コンケイブ形状との相乗効果で立体感と表情の奥深さを演出している。円を基調としたセンター部も、しっかりと高低差が付けられていてメリハリもあり。さり気なく配置されたブランドロゴの刻印も好アクセントだ。
リムフランジはエクストリームJのアイコン的デザイン、リアルビードロック風デザイン仕上げ。ステンレス製フランジボルトと、アウターフランジへのアンダーカット加工を掛け合わせたこのリアルな造形は、ワイルドさとタフさをダイレクトに加速してくれる。深いリムから急角度でフェイスが立ち上がる造形も力強く、いかにもオフローダーなムードは満点。オフロードタイヤとも好相性、ジムニーにはハズせない一本だ。
【XTREME-J XJ07(エックスジェイゼロセブン)】
SIZE | INSET | HOLE | P.C.D | PRICE |
16×5.5J | 20 | 5 | 139.7 | 5万5000円 |
16×6.0J | −5 | 5 | 139.7 | 5万6100円 |
COLOR:サテンブラック、マットブロンズブラックリム(3300円アップ) |
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HYPER REV(ハイパーレブ) Vol.281 スズキ・ジムニー&ジムニーシエラ No.15 より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]