これが未来の電気自動車!? 三菱「eKクロスEV」を怒涛のリフトアップでモンスター化っ！

モンスターEK X（ベース車：ミツビシ・eKクロス EV）
【NEW GENERAION CUSTOM　#002 静岡工科自動車大学校】
東京オートサロンの目玉のひとつといえば、ユニークな発想やアイデアで学生たちが仕上げたクルマたち。
メーカーやショップとは一味違った型にはまらない自由な発想のカスタムで、今年も大いに会場を沸かせてくれた。
そんな次世代のカスタムマイスターたちが手がけた、珠玉のマシンを拝見してみよう！
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フロントダンパーは純正をワンオフ加工！

３年生の学生だけで仕上げた「モンスターEK X」は、電気自動車をベースにカスタムした超絶リフト車。ボディで300㎜、サス＋タイヤで200㎜の合計500㎜アップの、驚異の20インチリフト車だ。カスタム費100万円でどこまでできるかに挑戦したそう。ドライブシャフトの純正流用にあわせ、モーターや変速機をそっくり下げたことに伴い配管・配線類を延長加工したほか、ルーフを大胆にカット。スムージングして2ドア化、大径タイヤを積むラック等をワンオフと、大加工のオンパレード。

嫌でも目がいくタイヤは15インチ。公道走行は当初から考えていないため、片側300㎜もボディからハミ出す変貌ぶりだ。ちなみに気になる充電装置は、外装から室内へと移設されている。

モンスターEK X（ベース車：ミツビシ・eKクロス EV）
ダンパーはじつは純正のまま。延長ブラケットを新設し、取り付け位置自体を300㎜程度リフトアップしている。リアダンパーはトラックカスタム用を片側3本注入。バネは市販のアップサスで、支えるフレームをワンオフした。
前後プッシュバー等、ワンオフで製作したパーツも多数。
タイヤはゴツ系のジオランダー。アメリカのモンスタートラックをモチーフに、あえてフェンダーレスとしている点が特長。
ルーフをバッサリとカットして、eKクロスを大胆にトラック化。大径タイヤや工具箱を積むなど、アクティブなイメージを演出する。
デモカーは電動モーターや変速機を下げるために、エンジンマウント自体を300㎜下げている。少しかがめばそれらが丸見えの状態だ。
エンジンルームを覗くとモーターの位置が異様に低いことが判る。ダウンによりバッテリーとの距離が離れるため配管・配線等を延長。
モンスターEK X（ベース車：ミツビシ・eKクロス EV）

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STYLEWAGON（スタイルワゴン）2025年4月号より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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