交換型のフェイスキットで純正とは全く異なる魅力を
2025年1月の東京オートサロンで多くの話題をさらったフュージョンのデモカー。それもそのはず、一目見ただけで誰もが忘れがたい佇まいを持つ一台だからだ。水色・白・赤色と往年のナショナルのカラーリングが施されたDA16Tキャリイは、まるで名作映画の世界から飛び出してきたような印象さえ受ける。そのレトロかわいい姿は、見る者を魅了してやまない。そんな特徴的な表情は交換型のフェイスキットで実現。大きな縦型の純正ヘッドライトを丸目に変え、グリルは台形型とし、ウインカーはバンパーに移設。しかも、そのバンパーやライトベゼルなどは別体で作っており、のっぺりとした印象を払拭しつつ本物の質感をプラスし、見事な完成度を誇る要因となっている。モチーフは、日産が平成初期まで生産を行っていた名車サニートラックだ。フロントマスクをそっくりと変えることで、ここまでの変貌感を得ることができるのは、ライト形状から変えてしまうフェイスキットだからこそのメリットと言えるだろう。
ちなみに、デモカーは若干のリフトアップに加え、レトロな雰囲気のホイールも装着。また、「ナショナルカラーテレビ」などの文字類をカッティングで表現し、より「らしさ」を高めているのもポイントだ。他の誰とも違う軽トラックを求めているなら、ぜひ検討して欲しい。このフェイスキットにはそれだけの価値がある。そう思えるだけの雰囲気をこのDA16Tキャリイは持っている。







SPECIFICATION
■フェイスリフトキット 38万5000円
■フェイスリフトキット用灯火類セット 3万8500円
■フェイスリフトキット用チンスポ 5万5000円
■レベルサウンド304マフラー 8万5800円
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KCARスペシャル ドレスアップガイド Vol.42 軽トラカスタムガイドNo.2より




