目次
【車高短系SUV_VOL.1】
SUVにおいてもローダウンは必然の選択
いま、世間ではアップスタイルがもてはやされている。アウトドアがブームになっていることもあるし、自動車メーカーが一斉にSUVのラインアップを増やしているのも理由かもしれない。
でも、ひとついえることは、どんなにリフトアップが人気になっても、車高短はカスタムにおける桃源郷だ。その理由はロードクリアランスを確保しなければならない自動車メーカーが、唯一触れることができない不可侵なところだから。
それ故、数センチであろうと、純正車高からローダウンをするという行為は、ある種のカタルシスを生む、いわば麻薬のような存在だ。
当然、プラドやジムニーなどのヨンク系を除いて、SUVにおいてもローダウンはベーシックなカスタムであるのはいうまでもない。その証左に、ほぼすべての車種にローダウンパーツが設定されていることからも明らか。
ローダウンなくして、カスタムの歴史を語ることはできない。つまり、ローダウンあってのカスタムなのだ。
いま、リフトアップが話題かもしれない。しかし、あえていおう。車高短は、日本の文化であると。
エアサスと車高調によるロワードフォルムの共演_CX-5 & CX-3
自分にとっての実用性を求めた足まわり
ここで紹介する2台は、それぞれエアサスと車高調、異なるアプローチで足まわりを構築。共通するのは、低さへのこだわりだ。
ソウルレッドに白いホイールが映えるCX-3はエアサス派。元々、車高調だったけど、通勤時は上げていて、イベントの時だけ下げるのを繰り返していたという。
また、イベント遠征に行くと、観光しながら帰るのが好きで、路面を気にしなければならなかった。その苦労を終わらせるためというのがエアサスにしたきっかけ。結果として、エアサス化は大成功。エアサスじゃなきゃできないパツパツのツラは、注目だ。
一方、ブラック×ゴールドのJPSカラーが渋いCX-5は車高調派。とはいえ、根っからのベタベタ好きというわけではなく、SNSやイベント会場で、同車種の仲間を見ているうちに感化されて現在の仕様に。
「まわりの影響というのもありますけど、最初の車高調のときは、乗り降りしづらくて(笑)。もっと下げられるようにいまの車高調に変えました」と。小柄なオーナーならではの悩みをローダウンで解決。このアプローチもありです。
【SPECIFICATION】
TIRE&WHEELS
ホイール:ワーク・エモーションCR極(19×9.5+38)
タイヤ:ピンソ・PS91(225/35)
EXTERIOR
ダムド・リアスポイラー
USマツダ・ルーフレール
USマツダ・クロスバー
レクサスCT200・リアワイパー
INTERIOR
インパネ・塗装
VMSレーシング・シフトノブ
SUSPENSION
イデアル・スーパーマキシマム(エアサス)
TUNING
ワンオフマフラー(中間パイプ)
AUDIO
JLオーディオ・m700/5(アンプ)
JLオーディオ・10TW3(ウーファー)
JLオーディオ・ZR-650 CSi(スピーカー)
JLオーディオ・C2-690TX(スピーカー)
JLオーディオ・Twk88(プロセッサー)
MAKING SHOP
ワープス 082-420-6057 http://warps.red
▼▼CX-5▼▼
【SPECIFICATION】
TIRE&WHEELS
ホイール:ワーク・VS-XX(20×10.0+6)
タイヤ:ナンカン・NS-2(235/35)
EXTERIOR
トラスト・フロントスポイラー
アドミレイション・リアウイング
ダックスガーデン・アイラインダムド・リアスポイラー
SUSPENSION
スタティック・車高調
スタティック・リアアッパーアーム
TUNING
ワンオフマフラー(リアピース)
AUDIO
ロックフォード・RZ0300X4(アンプ)
ロックフォード・P3D4IL(アンプ)
ロックフォード・T2652-S(スピーカー)
ロックフォード・PPS4-6(ミッドレンジ)
ロックフォード・PP40-1(ツイーター)
グラウンドゼロ・GZDSP6-8X PRO(プロセッサー)
MAKING SHOP
ワープス 082-420-6057 http://warps.red