目次
日本ならではのスタイル、今回どう進化するか!?
▶▶▶Mクラスミニバン復活の狼煙まとめはこちら
ひと口にミニバンと言っても、様々なスタイルがあるが、なかでも大ヒットとなったのが1996年に初代が登場したステップワゴンで、5ナンバー&箱型ミニバンというジャンルを作り上げた。クラス的にはMクラスど真ん中と言っていい。
それまでになかったスクエアなボディは衝撃的で、広々とした車内とそれを活かした豊富なシートアレンジなど、ファミリーユーザーにも人気となった。
その人気を他メーカーが見逃すわけもなく、トヨタのノア&ヴォクシー、そして日産のセレナなどがライバルとして登場。三つ巴状態は今に至るまで続いているのはご存じの通りである。
どれもコンセプトはほぼ同じとはいえ、ステップワゴンがフローリングやわくわくゲートなどのユニーク装備に対し、ノアヴォクは煌などスタイルでも勝負。セレナは最近ではe-POWERが人気など三車三様だ。
そして今、ノア&ヴォクシーとステップワゴンがほぼ同時に新型へとスイッチする。先行するのはノア&ヴォクシーで、ステップワゴンが後に続く。
得られる情報を見る限りは、どちらも原点回帰の印象が強い。さらにミニバンの要、セカンドシートにも力を入れているのは偶然なのか。磨きをかけたハイブリッドの性能など、見どころは多い。
いずれにしても、ユーザーにとってはこの真っ向勝負は歓迎すべきもの。どちらを選ぶか、じっくりと考えてみたいモノだ。
走りも一新! 待望のフルモデルチェンジを果たしたノア&ヴォクシー
ミドルクラスを代表するミニバンとして、長らく高い人気を獲得してきたトヨタのノア/ヴォクシーがフルモデルチェンジ。2014年以来、7年ぶりの新型登場で、通算4代目となる新型はプラットフォーム、パワートレインが一新され、全車3ナンバーサイズとなった。従来モデル同様、両車で異なるフェイスデザインが与えられ、それぞれのニーズに対応。エアロボディもラインアップされ、ドレスアップのベース車としても人気が高まりそうだ。
今春登場予定! 箱形ミニバン元祖の意地
ワールドプレミアとして、内外装のスタイルを中心にお披露目されているのがステップワゴンだ。写真を見ての通り、フロントマスクは最近のホンダらしい顔つきとなっているが、リヤを中心にして初代を彷彿とさせるプレーンな感じに仕上がっている。気になる内装については質、そしてパッケージともにこだわったものとなっていて、最新のステップワゴンとはなにかを見る者に強烈にアピールする。発売は今春とされ、さらなる詳細が待たれる。
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]