日本とアメリカではグレードも異なる!
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自動車メーカーが発売するクルマは、大きくわけて2つ。ひとつは特定の国/地域をターゲットに開発したクルマでアメリカ専売のトヨタ・タンドラ、日本のノア&ヴォクシーなどが挙げられる。一方で基本となる骨格やデザインなどは共通としつつ、各国や地域に合わせてローカライズしたグローバルモデルがある。トヨタでいえば、ヤリスやハリアーなどが該当。RAV4も後者だ。
ではなぜローカライズの必要があるかというと、各国や地域の交通法規に合わせるのがひとつ。そしてもうひとつは、国や地域に住む人々のライフスタイルに合わせた装備やオプションを設定すること。例えば、アメリカのサイドマーカーやオーストラリアのバグガードなどが当てはまる。それを逆手にとって、各国や地域と同じ仕様に近づけるのが海外仕様カスタムの基本的な考え方だ。
RAV4においては、主にアメリカをターゲットに海外仕様を目指すのが主流。それ故、USDM(ユナイテッド・ステイツ・ドメスティック・マーケットの略)とも呼ばれ、グレードバッジの交換からヘッドライトやテールレンズの移植まで、濃度もレベルも様々なユーザーに楽しまれている。
一見して純正だけど、よく見るとちょっと違う。ぜひ海外仕様を取り入れて、RAV4カスタムを堪能してみよう。
RAV4 PHVは、アメリカではRAV4 PRIME
海外サイトで違いを知る!
日本とアメリカ、グレードの違いは?
日本仕様のRAV4は、X/G/G”Zパッケージ”/アドベンチャーの基本4グレード。一方、アメリカではアドベンチャーは共通だが、XLE/LIMITEDなど日本とは異なるグレード名になっている。また、TRD Off-Roadのように日本には存在しないパッケージもラインアップしている。
■日本のグレード名
X/HYBRID X
G/HYBRID G/G”Z package”
Adventure/HYBRID Adventure/”OFFROAD package”
■アメリカのグレード名
LE/Hybrid LE
XLE/Hybrid XLE
XLE Premium Hybrid/XLE Premium
Adventure
TRD Off-Road
Hybrid SE
Hybrid XSE
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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]