【SUBARU OUTBACK/XV】新しいスタイルとしても要注目 『オーバーランド』という選択

SUBIEとオーニングがあればどこでもキャンプ地に!【キャンプサイトで映えるアウトドアビークル 18選】無骨なオーバーランドスタイルを本気で楽しむ! スバルXV/アウトバック

【OUTDOOR Vehicleによるキャンプサイト拝見 #018】クルマでアウトドアを楽しむスタイルは、まさに三者三様で十人十色。クルマの装備を充実させる人もいれば、そもそもベース車から「他と違う」を求める人、キャンプギアに凝り出す人などそれぞれのこだわりがあるから面白い。それでは全国各地のアウトドア系ユーザーを見ていこう。

水辺も山も駆け抜ける、高い走破性が魅力のAWD機構

もっと深く自然に分け入り、ワイルドに、タフにアウトドアを満喫する…。そんな『オーバーランド』と呼ばれるスタイルを、日本で体現しているオーナーがいる。ベース車はスバルが誇るSUV、アウトバックとXV。両車ともアメリカでも人気のモデルで、AWD機構による高い走破性は『オーバーランド』スタイルとの親和性も抜群。それでは、スバルのSUVと『オーバーランド』を掛け合わせた2台のオーナーカーを見ていこう。

近年日本でもクルマ旅が人気だが、本場は一味違う。キャンピングカーやモーターホームは当たり前、もっとワイルドに、道なき道(!?)まで突き進み、アウトドアを楽しむムーブメントがあるのだ。北米やオーストラリアで人気の『オーバーランド』と呼ばれるスタイルには、当然走破性の高いクルマが必要だ。そこで主役になるのが、アウトバック、XVのようなSUVである。

確かに、“ちょっとした家”同等の装備があるモーターホームやエアストリーム等のキャンピングトレーラーはカッコ良い。けれども、コレでは荒野をグングン進んでいくといいうワケにはいかない。『オーバーランド』は河原だってOK、砂利道だって荒れ地だって進んでいける(当然限度はあるが)。寝る時はテント。最近流行りのルーフテントがあればなお良し。食事は備え付けのキッチンで…なんてことはなく、もちろん(!?)BBQ。車外でたき火をしながらが定番だ。

日本でも本気で『オーバーランド』的ライフスタイルを実践することはできるだろうが、その“エッセンスを取り入れる”楽しみ方なら誰でもできるのでは? そして、そんなクルマ作りをしたい、アウトドア趣味を楽しみたい、という向きには、このSUBARUの2台のオーナーカーが参考になるハズ。リフトアップ&ブロックタイヤ、オーニングやルーフテントといった装備等々。見るからに、どこへでも、どこまでも走っていけそうな風貌だ。

実際、日本のキャンプ場でも河川敷など路面があまり良くない場所もあったりする。そんなときでも『オーバーランド』スタイルを取り入れていれば問題なし! もっとタフに、もっとワイルドに、もっと自由に、クルマと共にアウトドアライフを楽しもうではないか!!

180度広がるオーニング“現場”での快適性は大幅アップ【SUBARU OUTBACK】

グランドワゴン、ランカスター時代を含め5代目となるレガシィ アウトバックをベースに『オーバーランド』なカーライフ(!?)を満喫するbs9-maさん。2インチのリフトアップ、オールテレーンタイヤ導入、リアラダー、ヒッチメンバー(カーゴも所持)等々、タフに使えるアウトドア車として抜かりない仕様になっている。

その中でもインパクトあるのがサイドオーニング。ちょっとしたデイキャンプ等でも大活躍するアイテムだが、オーナーが選んだのがオーストラリアのDARCHE製品。『ECLIPSE180』はその名の通り、クルマ側面を大きくカバーするように、180度展開するのだ。

専用オプションのウォールを使用すればテント然とした使い方も可能。簡易的な日よけとしてだけでなく、“現場”のベース基地にもなるというワケ。遊びの幅を広げる秘密兵器と言っても良いだろう。

SPECIFICATIONS
●MODELS:スバル・アウトバック
●WHEEL:MLJ・IGNITE XTRACK(7.5J×17+48)
●TIRE:BFグッドリッチT/Aオールテレーン K02(245/65-17)
●SUSPENSION:SUBIE SOLUTIONSリフトアップスペーサー
●EXTERIOR:DARCHE製ECLIPSE180、バハデザインフォグ、TORKLIFT製ヒッチメンバー、カート製カーゴテック、リアラダー

装備品の数々を見ると、未開の地まで行けそうだ【SUBAR XV】

ケロルさんが手掛けたコンパクトSUV、XVは、鮮やかなボディ色とは対照的に、より荒野が似合う!? タフな道に分け入ることができるオールテレーンタイヤ装着は当然のこと、泥寧などにハマり、脱出を図る際に活用するリカバリーボードを搭載するだけでなく、ボンネットに直付けしているのだ(防水処理等対策済)。屋外での作業に役立つLEDバーも完備。実際にオーナーは、愛車で河川敷や山の中でクロカン遊びを楽しんでいる模様だ。

そしてルーフ上にはYAKIMA製ルーフテントをセット(同社製オーニングも完備している)。展開すると床面積が2倍になり快適に就寝できる空間ができる上に、ペグ打ち等が必要ないため、一般的なテントと比べると設置は容易。実は、アウトドアライフをスマートに行うための必需品だったりするのかも。

ボンネット、リア、ルーフはDIYにてブラック化。チッピングスプレーを用いており、スタイリングを個性的に仕上げると同時に、ボンネットは日差しの照り返し防止にも効く。リフトアップは計3インチほどで、15インチホイールを組み合わせるなど、細部にまでこだわり仕上げられた1台だ。

SPECIFICATIONS
●MODELS:スバル・XV
●WHEEL:レガシイ純正
●TIRE:BFグッドリッチT/Aオールテレーン K02(215/75-15)
●SUSPENSION:SUBEI LIFT OZ、エスペリア1インチアップコイル
●EXTERIOR:YAKIMA SKYRISEルーフテント、SLIM SHADYオーニング、32LEDライトバー

走りを楽しみ、BBQで盛り上がる!

愛車と共にアウトドアライフを満喫する。そのためにクルマを作り込んでいる。レジャーの現場では、とりわけオーニングが便利。ベース基地として大活躍するのだ。

▶キャンプサイトで映えるアウトドアビークル18選 まとめはこちら

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

キーワードで検索する

著者プロフィール

stylewagon 近影

stylewagon