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熟成された自慢の料理を満喫
今晩の食事は、静岡産ブランドのとうもろこし甘々娘(これは、生でも食べられてかなり糖度が高いと有名な逸品)の丸焼きに、ズッキーニとマッシュルームと海老のアヒージョ、さらにローズマリーを添えたビーフの香草焼きステーキに、バケットという組み合わせ。男の料理というと、焼いて終了という印象があるが、「ゆるゆるさん」は、キャンプにハマってから変わったとのことらしい。
ソロキャンで様々なレシピを試し、新たな調味料で味付け。過去には微妙になったこともあるそうだが、食べるのは自分なので気が楽。そうして料理の腕が向上。様々な調味料を駆使し、絶妙な味付けを会得した。あえて、味付けの元的なものは使わずに、様々な組み合わせでどういった味になるのかを探求するのも楽しい。
今回の料理、筆者もご相伴に預かったのだが、かなり美味い。柔らかい灯りで照らされた料理が美しいだけでなく、味も最高! 無骨な男の料理といった印象はまったくなく、繊細な風味を感じさせる味付けだった。
キャンプの楽しみの一つに、料理があるというのを再認識させてくれる「ゆるゆるさん」の料理は、まさしく絶品。家庭料理と違い、ここでしか味わえない絶品料理がキャンプ飯なのだろう。
夜が更けて、静かな時間! ここからは非日常の時間
手早く食事の後片付けを済ませ、何をするでもなく焚き火を眺める。この時間が最も非現実的で、キャンプの醍醐味を感じさせる。ゆらめく炎は、いつまでも見ていられる。そんな極上の時間を過ごした後、テント内の就寝スペースに。プロテクタのボルトマジックPB450で電源を確保。扇風機を回し、テント内を快適空間に。コットの上にNANGAのシュラフで朝を迎える。
キャンプでの朝は早い。日の出と共に目が覚め、手早く朝食を作る。今回の朝食は、アボカドとトマトのレモン風味サラダとランチパックの簡単ホットサンド、ソーセージのスキレット焼き。そこに、焙煎済みのコーヒー豆をその場で挽き、ドリップ。ドリップ専用のケトルを準備するほどのこだわりで、一つ一つの時間を大切にしているのがよくわかる。
極上の二日間を過ごし、全てを片付け日常に戻る。「ゆるゆるさん」の日常と非日常の間を取り持っているのがジムニー。ソロキャンプの魅力を、様々なステージで味わうことが出来るアウトドアビークルと言えるだろう。
4人用のKOVEAゴーストシェルターがジャストなサイズなのだ。
お洒落キャンパーの愛車がこれ!ジムニーシエラのリフトアップだ
ジャングルグリーンのJB74が「ゆるゆるさん」の愛車。サスペンションは、ショウワガレージの3インチアップ。エクステリア関連は、APIO。外観的にはキャンプ仕様的な雰囲気は無い。むしろクロカン仕様に見える。実際に聞いてみると、結構ハードなクロカンも経験しているらしく、タイヤもジオランダーのMTを装着している。キャンプ仕様ではなく、ジムニーらしくカッコいい仕様と言っていいだろう。
SPECIFICATIONS
●WHEEL:アピオ・ワイルドボア
●TIRE:ヨコハマ・ジオランダーMT
●SUSPENSION:ショーワガレージ3inchアップキット
●EXTERIOR:アウトクラスカーズフロントグリル、アピオ猪狩りバンパー、ロトパックス2ガロンウォーターコンテナ、アピオヨシムラマフラーチタンサイクロン、WMD4×4製ルーフラック&リアラダー、IPF製LEDライトバー&フォグランプ
▷男のソロキャンプが最高に楽しい! 【前編】はこちら
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]