最高級SUVにもノウハウをフィードバック
レクサスLXはランドクルーザーのレクサス版である……というのは多くの人の認識ではないだろうか。それは確かに間違いではないのだが、新型となったLXはよりレクサスらしい車両になるべく味付けがなされており、それはオンロードだけでなく、オフロードでも楽に、上質に走り抜けることができるように、という想いが込められている。それを如実に表すのが、新型LXに新たに設定された「OFFROAD」という仕様だろう。今まではランドクルーザーと同等の走破性を秘めながらも明らかにオンロードで乗ることを意識したタイヤやホイール、エアロパーツを纏ってきたLXが、オフロードと銘打った仕様をリリースしてきたのである。これは見た目をオフロードテイストにまとめた小手先のものではなく、フロント、センター、リアの3つのデフロックを備え、悪路走行を見越した偏平率の高い18インチタイヤを履く本格的なもの。そんな本格的なモデルとしてリリースされたレクサスLX〝OFFROAD〟に対するジャオスのひとつの答えとして作り上げられたのが、このジャオススタイルということになる。レクサスのフラッグシップSUVという点は損なうことなく、惜しみなくジャオスイズムが投入されたこの1台は高級オフローダーとしての新たな指標となるだろう。
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