目次
アウトドアシーンの主役になれるハイラックスのキャンピングカー
空前のアウトドアブームに乗って今注目が集まっているキャンピングカー。ただ一口にキャンピングカーといっても、軽自動車をベースとしたコンパクトなものからバンコンやキャブコンなど、さまざまなボディ形状のものが存在している。どのモデルも限られたサイズで使い勝手の良い室内空間を実現するために創意工夫を施しているのだが、実用一辺倒でお世辞にもスタイリッシュとは言えないものが多いのもまた事実。そこに不満を感じていたダイレクトカーズはカッコいいキャンパーを作りたいと考えていたのだが、ハイラックスのGR SPORTを見て「これだ！」と思い立ち、製作に着手。そして今年の2月にお披露目となったのが、この「BR75」シリーズとなる。
ハイラックスが持つワイルドなルックスはもちろんのこと、他のキャンピングカーとは一線を画す高い走破性を持つ、SUV×キャンピングカーという組み合わせは遊びの可能性を大きく広げてくれるもの。もちろん車体後部はシェルではなく、本格的なキャンピングカーとして作り込まれているので、快適性はお墨付きだ。
またこのモデルは8ナンバー登録の5人乗り仕様となるため、1ナンバー登録となるベースのハイラックスに対して2年車検となる点や高速道路の休日割引の恩恵が受けられるといったメリットが享受できる点も見逃せない。海外からの反響もかなりのものということなので、キャンピングカーの新たなムーブメントになりそうな気配だ。
計算され尽くした空間はさながら「大人の秘密基地」
ピックアップトラックベースのキャンピングカーということで室内は狭いと思われるかもしれないが、写真を見て分かる通り、しっかりくつろぐことができるほどのスペースを有している。本来のキャビンと繋がっているために解放感も高く、ルーフトップを上げれば大人が立って歩けるほどの高さも備えている。5人乗りなので、下段のフルフラットシートとバンク部分のセミダブルベッドの2段ベッド仕様となっており、家族5人で休むことができるのも魅力だろう。車両後部には完全な個室となるシャワールームが備わっており、シャワーを使わないときはラゲッジスペースとして使用することも可能で、汚れたものを入れても水でキレイに流すこともできる。
【BR75-G 1245万円】
●ベース車両：Z”GR SPORT”
●標準装備：間仕切りカーテン、プルダウン式バンクベッド、対面ソファー、右吊り棚、左吊り戸棚、家庭用エアコン、クッションフロア、発泡断熱材、折りたたみ式テーブル、ポップアップルーフ、エンドランスドア、ボディストライプ、ハイマウントストップランプ、コンビネーションランプ、大型リアハッチ、2連コンセント、アクリル二重窓×3、クリアランスソナー、クリングエアーマット、シェル塗装、バックカメラ、エントランスステップ、室内コンセント×2、コンセント×1、USBコンセント×2、リチウムイオンバッテリー200A、走行充電器145A、インバーター1500W、大型集中タッチパネル、AC充電器43A、メインスイッチ、コントロールパネル、外部入力コンセント、外部出力コンセント、大型防水パン、跳ね上げ式テーブル、シンク、シャワーフォーセット、給水タンク×2、排水タンク、コートフック、ミラー、ギャレー収納庫、LEDフラット照明、サロン天井ダウンライト、ギャレーダウンライト、エントランスライト、間接照明×2、USB付きスポットライト、DCポータブル冷蔵庫、FFヒーター、ソーラーパネル200W、オーニング2.5m
●オプション：アルミホイール＆タイヤセット、ホイールナット、オールペイント
▷ランドクルーザープラド&ハイラックス★カスタム新時代★ まとめはこちら
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]
