新型プリウスを速攻カスタム!あえてのディッシュデザインでさらなる大口径感と低重心を

こんなに低い新型プリウス見た事ない! しかも仙台→富士を楽勝自走!

街なかでも見かける機会が増えてきた新型プリウス。先代、先先代はカスタムを楽しむ人が多かったが、新型ではどうなのか? いち早くシャコタンスタイルに挑戦したTセレクションの新型プリウスをクローズアップ。

元祖仙台スタイルをいち早く新型で!

 新型を速攻カスタムしたのは、全国区の知名度を誇るカスタムショップ、Tセレクションだ。真っ先に挑戦した足まわりカスタムによる、激落ち車高、リムかぶりの大口径といった様は、プリウス純正バンパーがシンプル、かつ小ぶりであることも功を奏し、VIPセダンで流行った往年の“仙台スタイル”を彷彿とさせる。

そんなプリウスカスタムは、市販パーツがほぼゼロの状態で始まった。すべてが手探りだったこともあり、軸となる車高調は懇意にしている「イデアル」協力の元、プロトを装着。ホイールハウスインナー等にも手を加えつつ、下げうる限界まで下げている。が、ここまでの激落ちとなると周辺パーツの対策は当然必要。そこで今回は、同じ東北圏内にあり、足まわりへのこだわりが人一倍強い「ジェーライン」にも協力を依頼。限界車高により起こるダンパーのストローク不足やアームロックといった弊害を、同社の知見を活かした試作パーツで解消と、このクルマが開発車となりセッティングを進めた。

結果完成した激落ちプリウス。今回イベントにあわせ地元東北から富士スピードウェイまで自走したが「走り、乗り味とまったく問題ないですね」と間野目代表。シェイクダウンを兼ねたロングドライブを無事終えた今後は、アライメント含め、細かいデータ取りを行うとのことだ。

Specifications
■ホイール:ワーク・ランベックLD1(20×9.0J+45)
■タイヤ:ルッチーニ(225/30R20)
■車高調:イデアル改
■その他:ジェーライン:センターポジションロアアーム、ライナー加工、フレーム加工、リアストロークアップブラケット、リアアンロックアッパーアーム、燃料パイプ位置上げブラケットetc

STYLEWAGON(スタイルワゴン)2023年6月号より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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