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世界初 自動車外装部品に適用できる樹脂射出発泡成形技術 日立化成の樹脂射出発泡性技術がスバルXVに採用

  • 2017/08/21
  • Motor Fan illustrated編集部
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日立化成株式会社が、世界で初めて自動車外装部品に適用できる樹脂射出発泡成形技術を開発。スバルの新型「XV」のフロント・リヤフェンダー、サイドドアの下部に取り付ける樹脂部品(サイドガーニッシュ)に採用された。日産セレナのサイドドアの下部に取り付ける樹脂部品(サイドシルプロテクター)としても採用されている。

自動車業界では、以前より燃費向上の方法のひとつとして、車両の軽量化が求められている。軽さに優れ、一定の剛性を備える樹脂部品が金属の代替品として採用されてきた。しかし、米国や欧州等の環境規制による燃費向上の要求値は、年々高くなっており、樹脂部品のさらなる軽量化が求められている。

軽量化の手段には樹脂部品の厚みを薄くする方法(薄肉化)があるが、体積が小さくなるため剛性が損なわれるデメリットもある。このため、薄肉化した樹脂部品の内部をスポンジ状に発泡させることで体積を大きくし、剛性を保つ樹脂射出発泡成形技術が開発され、内装部品に採用されている。

しかし、この技術では、自動車メーカーが外装部品に要求する外観品質を保つことができなかった。そこで日立化成は、既存の樹脂射出発泡成形技術に長年培ってきた独自の材料設計技術、金型設計技術、成形技術を加えることで、外装部品に要求される剛性および外観品質維持のニーズを満たした外装発泡技術を新たに開発した。

四角く囲んだ部分に使用されている。

この技術を用いることで、日産セレナに採用されたサイドシルプロテクターは従来の樹脂外装部品(発砲技術を用いない)と同等の剛性を保ちながら、外観品質の維持と約30%の軽量化を実現しました。また、スバル新型XVに採用されたサイドガーニッシュはスバル従来車比で約33%軽量化することができた。

日立化成は独自の材料設計技術、金型設計技術、成形技術により樹脂バックドアモジュール、樹脂トランクリッドモジュール、バンパー等の外装部品、インストルメントパネル、コンソールボックス等の内装部品、エンジン搭載バランスシャフト用樹脂ギヤ、HEV、EV用樹脂インバータハウジング等の機能部品等を幅広く生産しており、今後は、新たに開発した外装発泡技術を加え、グローバルに自動車用部品の売上拡大を図っていく。

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