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  • 2017/11/15
  • Motor Fan illustrated編集部

航空機もバイオ燃料の時代! IHIがバイオジェット燃料生産技術開発の試験設備をタイで着手

NEDOの「バイオジェット燃料生産技術開発事業」のパイロットスケール試験設備の整備をタイで着手

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バイオジェット燃料の製造プロセス
株式会社IHIは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)の委託事業である『バイオジェット燃料生産技術開発事業/一貫製造プロセスに関するパイロットスケール試験』において、The Siam Cement Public Company Limited.(サイアム・セメント・グループ、本社:バンコク)および傘下のSCG Cement-Building Materials Co., Ltd.(本社:バンコク)の協力の下、タイ国内でパイロットスケール試験設備の整備を開始する。

自動車におけるバイオ燃料は、これまでさまざまなトライが行なわれ、実際に多くの実用例がある。代替燃料の開発というテーマは自動車だけではなく、航空機も同様だ。全世界で排出される温室効果ガスのうち2%が航空分野からの排出と言われている。ところが、航空機の技術革新や運航方法の改善だけではCO2削減の目標を達成するのは困難だ。2016年10月、国際民間航空機関(ICAO)は、長期的な二酸化炭素排出抑制目標(2020年以降の排出増加ゼロ)を策定。その達成のためにバイオジェット燃料の普及促進は不可避としている。
(以下プレスリリースより)



本開発事業は、バイオジェット燃料製造の商用化を目指し、バイオジェット燃料生産において複数ある技術のひとつとして、微細藻類由来のバイオジェット燃料を一貫製造するプロセスに関する技術開発を行なうもので、IHIは、国立大学法人神戸大学と共に取り組む。
IHIは、これまでにもNEDOの委託事業を含め、高速増殖型ボツリオコッカス株を用いて研究開発を行ってきた。2015年度には屋外大規模培養(培養池面積1,500㎡)に成功している。
高速増殖型ボツリオコッカスとは、石油代替燃料の原料となる炭化水素油を藻体の50%以上含有する藻類で、増殖性が高いという点に特徴がある。

今回、タイでは、より規模を拡大し、10,000㎡規模の培養池を含むプラントを設置し、パイロットスケール試験を実施する。また、より高効率な工業化のための課題の抽出とその対策を検討し、安定的な長期連続運転や製造コストの低減などの実現可能性を検証する。

場所:タイ サラブリ県 (サイアム・セメント・グループ所有の敷地内)
試験期間:平成29年度~平成30年度(2017年度~2018年度)


IHIでは、本開発事業を通してバイオジェット燃料製造の実用化を実現させることにより、航空分野におけるジェット燃料に起因するCO2排出量削減へ寄与することを目指していく。

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