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世界のエンジン オールアルバム file 008:MAZDA P5 series〔SKYACTIV-G 1.5〕 SKYACTIV唯一の縦置き型(ロードスター用)をラインアップ:MAZDA P5 series

  • 2018/06/19
  • Motor Fan illustrated編集部
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スカイアクティブにおいては燃焼完了率というパラメーターを仕立て、シリーズを通して燃焼特性を同一とすることで2.0から1.5を派生させたという。

■ P5-VPS[P5-VP RS]
シリンダー配列 直列4気筒
排気量 1496cc
内径×行程 74.5mm×85.8mm
圧縮比 13.0
最高出力 82kW/6000rpm [96kW/7000rpm]
最大トルク 144Nm/3500rpm [150Nm/4800rpm]
給気方式 NA
カム配置 DOHC
ブロック材 アルミ合金
吸気弁/排気弁数 2/2
バルブ駆動方式 ロッカーアーム
燃料噴射方式 DI
VVT/VVL In-Ex/×

P5-VP RS型。ロードスターに搭載される縦置き用。ベルト/カムトレーン側は寸法を詰めている印象。逆にフライホイール側には直噴のための高圧ポンプなどが張り出す。小さなクルマに積むための工夫だ。

 スカイアクティブGの小排気量版として登場したのがG1.5である。従来のMZR1.5がスクエアプロファイルだったのに対し、ボア/ストローク比を1.15とした。

 G1.5固有の特徴が排気脈動を活用した専用の排気システム。触媒とメインマフラーの間にプリサイレンサーを設けていて、これは消音機能よりもむしろ、排気の反転波を生み出す装置としての役割のほうが大きい。アクセラに搭載される国内仕様ではレギュラーガソリン対応のため圧縮比は13.0としたものの、非常に高いこの数字はほかのスカイアクティブ同様、直噴(筒内冷却)とミラーサイクル(高膨張比サイクル)、そして4-2-1排管(排出ガスの掃気促進)によって成し遂げられた。ミラーサイクルのためのVVTには上位機種と同じく電動式を採用。

 2015年にはロードスター用の縦置きユニットであるP5-VP[RS]も登場。鍛造クランクシャフトや軽量フライホイール、作用角を広げた専用設計の排気カムシャフト、30mmほど短縮されたインテークマニフォールドなどの採用によって、スポーツカーにふさわしいレスポンスを得ている。


高回転化に対応するため、横置きP5-VPSの鋳造から鍛造に変更されたクランクシャフト。4気筒すべてにウエイトを備えたフルカウンター構造となっている。
右方視:まるで筋肉のように隆起が連なる。単に設計図で線を引いただけではなく、手間をかけて強度と軽量化に注意を払ったのがわかる。
左方視:後方排気構造は巨大な4-2-1配管を収めるため。G2.0のプロトタイプでは4-2-1排管はまっすぐうしろに伸びていたから、さらに多くの知恵が絞られたのだろう。
スカイアクティブG 1.5に投入した新技術。低回転域のトルクを向上させるため、プリサイレンサーを適切な位置に設けて負圧波による吸い出し効果を利用し、掃気効果を高める。このアイデアの効果で「ふたこぶラクダ」のトルクカーブになった。
6つの噴射孔を持つ高圧インジェクターを採用(サイドに配置)。吸気行程で2段階噴射を行なってミキシングを促し、より均質で流動の強い混合気を生成する。気化潜熱による筒内冷却効果も向上させ、ノッキング抑制に役立てる。
排気側は油圧、吸気側は電動の可変バルブタイミング機構を装備。 吸気バルブ遅閉じ(110度)、かつ排気バルブ遅閉じにし、内部EGRを増加させてポンプロスを低減。さらに、高負荷時には瞬時に吸気バルブ閉時期を早め、吸入空気量を増大させる制御を行なう。

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