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  • 2018/07/29
  • Motor Fan illustrated編集部

新世代ジャガーの屋台骨、自社開発の4気筒ディーゼルエンジン──Ingenium

世界のエンジン オールアルバム file 023:JAGUAR-LAND ROVER Ingenium Diesel

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■Ingenium Diesel
シリンダー配列 直列4気筒ディーゼル
排気量 1999cc
内径×行程 83.0mm×92.4mm
圧縮比 15.5
最高出力 132kW/4000rpm
最大トルク 430Nm/1750rpm
給気方式 ターボチャージャー
カム配置 DOHC
ブロック材 アルミ合金
吸気弁/排気弁数 2/2
バルブ駆動方式 ロッカーアーム
燃料噴射方式 DI
VVT/VVL In/×

 タタ・モーターズによる買収でフォードグループから離脱したジャガー&ランドローバーだが、エンジンに関してはフォードの技術的資産を引き継ぎ、独自の改良を重ねながら使い続けてきた。しかし、4気筒ターボのイヴォークがヒットとなり、Dセグメントカーの市場に乗り出そうとしている今日、最新技術を盛り込んだ4気筒エンジンが必要となった。

 ジャガー初の完全自社開発エンジンは、Ingenium(ラテン語で“機智”)と名付けられ、まずディーゼル版から登場した。コモンレール式の燃料噴射システム、VGターボ、吸気VVTという最新世代DEの標準的技術はすべて網羅。技術的特徴はむしろフリクション低減の方策と、ブランドイメージから必要とされるNVHの除去策にある。BMWの2.0ℓDEと比較すると見劣りするパワー&トルクは、洗練度で逆転できるということか。新型ランドローバー・ヴェラールなど新型車への展開が進められている。

カムシャフトとバランサーをローラーベアリング支持、 冷却水とオイルの循環を電子可変制御、オフセットクランクと低摩擦ピストンリングの採用等、徹底したフリクション低減策と遮音対策で、性能だけでなく静粛性を追求した。

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