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  • 2018/09/14
  • Motor Fan illustrated編集部

ターボが欲しい! ターボエンジンが設定されている、今買えるクルマ

ターボエンジンが設定されている、今買えるクルマ

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ホンダの市販車初ターボ車は、シティターボだった。1982年のことである。(PHOTO:HONDA)
世の中はハイブリッドで埋め尽くされている。高速道路ですれ違うプリウスの数を数えてみよう。5分で音を上げること間違いなしだ。クルマはエンジン!──そう思われるアナタに、ターボ車のラインアップを調べてみた。

 一昔前(といっても相当前)の「ターボ」とはパワーデバイスの象徴だった。ターボチャージャーを備えることで「1+α」の吸気を得、その分燃料を多く噴けるという仕組みは今も昔も違いはないが、出力特性において最高出力重視なのか低中回転域のパワー重視なのかでフィーリングは大きく異なる。

 かつてのターボ車は最高出力重視型が多く、そのため空気をガバッと送り込む目的でタービン/コンプレッサホイールが大きかった。排気が当たってもすぐに回り始めることができず、だからアクセルを踏んでしばらく経ってから過給が効き始める、いわゆるターボラグが生じていた。その分、ドッカンターボなる言葉で示されたように過給の効果は大きかったのが特徴だ。

 対して昨今のターボ車は中低速のパワー重視型。小型のターボを用いて応答性を高め、ターボラグを極少に抑える特性を目指す。自動変速機の助けもあり、大きなパワーを低回転域から得られるのでドライバビリティに優れる。もちろん、現代のターボ車にも最高出力重視型のエンジンは残っている。どちらが良い悪いではないからだ。

 ターボ車を選ぶ積極的な理由としては、エンジン排気量に対して大きなパワーが得られる、ハイブリッド車に対して価格が安い、チューニングの余地が残されている、同等のパワーを発揮する自然吸気エンジンに対して税金が安い(笑)など、さまざまなものがある。各車のターボエンジンは近年のトレンドに沿って最新技術が盛り込まれたものばかり。それを楽しむというのも立派な理由。ネンピネンピとみんな言っているけどバビューンと走りたいんだよおれは!──でもいいではないか。

 なお、ディーゼルエンジンは除いている。アレは過給が前提となっているエンジンのためだ。

トヨタの場合

カローラスポーツ。Gグレードがターボ車。(PHOTO:平野 陽)
C-HRは「◯-T」というグレード群がターボ車。
8NR-FTS。トヨタブランドとして初めてのダウンサイジングエンジンである。自然吸気版に対して吸排気方向を逆転して仕立てている。
クラウンのグレード設定は非常に複雑。3つのパワートレインのうちのひとつに2.0ℓターボがあり、さらに装備別で各種のグレードがある。(PHOTO:前田惠介)
ハリアーも各種グレードでターボ車を選べるラインアップ。
8AR-FTS。トヨタとして初めてのダウンサイジングエンジンで、最初に積まれたのは北米向けのレクサスNXだった。
トヨタ・タンク/ルーミーとダイハツ・トール。
1KR-VET。トヨタの項に置いたけど、じつはダイハツ製。小型車搭載のため、軽量化設計に意を払っている。

レクサスのターボ車

IS300。200tの名称で追加、のちに300のグレードに改称された。
RC300。画像にもあるように当初は200tの名称だった。
GS300。これまた導入当初は200tのグレード名。
NX300。トヨタの項で紹介したように、トヨタとして初のダウンサイジングエンジン搭載車。
RX300。またまた200tからの改称。
というわけで再び8AR-FTS。
続いてニッサンとホンダ

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