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  • 2018/10/30
  • Motor Fan illustrated編集部

ニュアンスとAffectiva、感情を認識するAIオートモーティブ・アシスタントを共同開発

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Affectivaのウェブサイトより
ニュアンスは、感情認識AIの世界的リーダーであるAffectiva, Inc.と、クルマのエクスペリエンスをさらに人間らしくするオートモーティブ・アシスタントの共同開発を発表した。

 初のマルチキャビンAI検知ソリューションである「Affectiva Automotive AI」は、ニュアンスの会話型AI技術を応用したDragon Driveオートモーティブ・アシスタント・プラットフォームとの統合利用が可能となる。統合されたソリューションは、ドライバーと同乗者の表情と声から様々な認知的および感情的状態を理解し、その状況に最適な動作を行う、業界初のインタラクティブなオートモーティブ・アシスタント機能を提供する。今回の感情認識の分野をカバーするAffectivaとのコラボレーションは、AIオートモーティブ・アシスタントの開発の駒をさらに一歩進めるものとなる。

マルチモーダル・インターフェース

 現在の車載インフォテインメント(IVI)では、タッチパネルやダイヤルなどの触覚操作と音声操作のふたつの入力モードが利用できるが、Dragon Driveでは新たにドライバーの視線入力機能を加えることで、複数(マルチ)の入力モードに対応したインターフェースを提案している。Dragon Driveの最新機能を紹介するデモ、Dragon Drive Innovation Showcaseでは、ドライバーが路上の店舗を見ながら「あの店はなに?」と質問することで、視線の先にある対象の情報を得ることができる。

Just Talk

 ドライバーがボタン操作やウェイク・アップワード(Hey, XX!など)の発話なしに、思いついた要件をそのまま口にするだけで車載インフォテインメント(IVI)との音声対話をスタートできる機能。IVIが音楽を再生している最中でも、ボリュームを下げることなく、すぐに音声で指示するだけだ。Just Talkは、ニュアンスの音声信号処理技術(Nuance SSE)に自然言語理解(NLU)を組み合わせることで実現している。

マルチパッセンジャー・インタラクション

 Nuance SSEと複数の車内マイクの組み合わせによって、助手席や2列目、3列目のシートの同乗者もIVIを利用することができる。また、声紋認証を使って座席ごとにユーザーを判定する、パーソナライゼーションにも対応している。

AIを応用したスマート検索

 レストラン、駐車場、ガソリンスタンド、ローカルビジネスの4つの検索カテゴリーにおいて、ユーザーの好みや現在の状況に対応した検索結果を提案する。また、連続した対話のなかでは、前の検索結果を示す「それ」などの
指示語の使用や、検索条件の省略などの柔軟で自然な対話が可能。

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