Tech|テクノロジーがわかるとクルマはもっと面白い。未来を予見する自動車技術情報サイト

  • Motor-Fan[モーターファン]
  • モーターファンバイクス[Bikes]
  1. TOP
  2. テクノロジー
  3. テクノロジー
  4. ディーゼルエンジン

世界のエンジン オールアルバム file 061:MITSUBISHI 4N1 series デリカが搭載する欧州仕様のディーゼルエンジン──4N14

  • 2018/11/25
  • Motor Fan illustrated編集部
このエントリーをはてなブックマークに追加
4N14

■ 4N14
シリンダー配列 直列4気筒
排気量 2267cc

内径×行程 86.0mm×97.6mm
圧縮比 14.9

最高出力 109kW/3500rpm
最大トルク 360Nm/1500-2750rpm
給気方式 ターボチャージャー

カム配置 DOHC

ブロック材 アルミ合金
吸気弁/排気弁数 2/2

バルブ駆動方式 ロッカーアーム
燃料噴射方式 DI

VVT/VVL In/In

 グループ企業である三菱重工業との共同開発で欧Euro5、米Tier2Bin5、日本のポスト新長期規制に適合すべく生まれた新世代ディーゼルの意欲作。トレンドとなりつつある低圧縮比化を先取りした14.9という圧縮比と、乗用車用ディーゼルとしては世界初となる可変バルブタイミング機構MIVECを搭載して注目を集めている(日本仕様はMIVECなし)。

 圧縮比と同時に燃焼圧力も減ったことからシリンダーブロックはアルミ合金製。ターボチャージャーはタービンとコンプレッサー双方の流入路に可変ベーンを備えたVG/VDターボを搭載(欧州仕様)。またディーゼル特有の振動低減のためにオフセットクランクを採用。各国の排ガス規制に適応させるため、酸化触媒/NOxトラップ触媒/DPFを統合した浄化システムを当初から搭載している。

 海外向けのトライトンには排気量を2.4ℓに上げた4N15が登場。こちらは吸気側にMIVECを使っている。

4N15

■ 4N15
シリンダー配列 直列4気筒
排気量 2442cc
内径×行程 86.0mm×105.1mm
圧縮比 15.5

最高出力 133kW/3500rpm


最大トルク 430Nm/2500rpm
給気方式 ターボチャージャー

カム配置 DOHC
ブロック材 アルミ合金

吸気弁/排気弁数 2/2
バルブ駆動方式 
ロッカーアーム

燃料噴射方式 DI

VVT/VVL In/In

おすすめのバックナンバー

これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。

これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。 一覧へ

会員必読記事|MotorFan Tech 厳選コンテンツ

会員必読記事|MotorFan Tech 厳選コンテンツ 一覧へ

3分でわかる! クルマとバイクのテクノロジー超簡単解説

3分でわかる! クルマとバイクのテクノロジー超簡単解説 一覧へ