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ドコモ・システムズ:通信型ドライブレコーダーに任意タイミングでの映像取得機能を追加

  • 2019/10/16
  • Motor Fan illustrated編集部
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車両の現在位置を表示する[地図画面]から、車両を選択して、直近の映像を取得・再生できる。

ドコモ・システムズは、法人向けに提供する車両運行管理サービス『docoですcar』の通信型ドライブレコーダーに「任意映像取得機能」を追加した。

『docoですcar』の通信型ドライブレコーダーは、クラウドに映像を転送・保存するため、車が帰庫しなくても遠隔で映像を確認できる。これまでは、事故や危険運転など、ドライブレコーダーが強い衝撃を検知したタイミングのみクラウドに映像を転送していたが、「事故や危険運転に限らず、任意の日時の映像を確認したい」という顧客からの要望に応え、今回の新機能をリリースした。
 地図画面から、「対象車両」と取得したい映像の「日時」を指定するだけの簡単操作。指定した日時からさかのぼって20秒間の映像が取得できる。取得した映像はストリーミングでの再生のほか、パソコンへのダウンロードも可能。

(1) 「最新の状況」を見える化
 たとえば、目的地への到着が遅れている車両がいる場合に、直近の現場の状況を映像で確認。渋滞なのかトラブルなのか等の判断に役立てられる。また、除雪や道路清掃などの作業進捗や、災害時の現場の状況も、タイムリーに映像を取得・確認することで、管理者が必要な対策を行うことができる。

(2) 「過去の状況」を見える化
 たとえば、近隣住民から危険な運転に対するクレームがあった場合でも、当時の映像を遠隔で取得。映像を元に、ドライバーの運転状況や周囲の状況をさかのぼって確認することで、適切な対応をとることができる。

 ドコモ・システムズの通信型ドライブレコーダーは、万が一の事故への備えだけではなく、業務に活用できる多彩な機能を提供している。

 ・運転者認証機能:免許証などのICカードによる運転者の認証機能
 ・運転診断レポート:安全運転の指導に活用可能なレポートの出力
 ・車両管理機能:車両の予約や車両管理日報の出力
 ・SDカードエラー検知:記録用SDカードのエラーを検知・通知する機能

車両の走行軌跡を表示する[履歴画面]から、過去の日時を指定し、映像を取得・再生できる。例えば、クレームや事故が発生した地点からさかのぼって映像を確認することもできる。

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