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ボッシュ:少々不格好な48Vハイブリッドパワートレイン【東京モーターショー2019】

  • 2019/10/25
  • Motor Fan illustrated編集部
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異様に左右アンバランス。一目見てそう思った。理詰めで完璧主義というイメージのドイツ勢において、なんだか人間臭さを感じた48Vシステムのパワートレインである。
(S3402:ボッシュ/Robert Bosch)

 正直なところを吐露してしまおう。48Vシステムとかeアクスルとか、いろいろなサプライヤーが矢継ぎ早に製品/システム提案を続けて、しかし具体的な製品に結びついた知らせが少なく、いったいどれがどれで何に使う予定で開発中なのか提案中なのか実用化済みなのか、さっぱりわからないのがここ最近の心境である。ボッシュのところでこういったことを綴るのは別にボッシュにそういうことが目立つということではないので誤解なきようにいただきたいのだが、「ああコレは知っている」「コレはずいぶん前から提案しているな」「あれ、コレってもう載ったんだっけ」なんて混乱している頭の中で、いやしかしコレは初めて見たかもしれないというのがボッシュのブースに飾られていた。

 恐る恐る「初めて見たんですがどうですか」と訊いてみたら的中、新しいシステムだという。なぜ自分の中で初めてだと思えたかというと、大変失礼なのを承知で言ってしまえば、あまりに不格好だったからである。

 デフ部分がセンターに来るのだとしたら、前方に伸びる駆動部/制御部が大きく左に張り出しているのはどうにもこうにも美しくない。もしかするとユニット全体で重心点を出し、そこをセンターにして左右不等長のドライブシャフトを使うのかと思ったのだが、どうやらそうでもないらしい。「不格好ですよね」とボッシュの技術者も笑っていた。

 適用を企図するのは(基本的に)FWD車の後軸。48Vシステムによって小規模なパワーアシストを目論む。本当に新しいシステムらしく詳細はまだ発表されていない。しかし効果としては最大15%の燃費削減をねらう。

 あらためておさらいすると48Vシステムとは、ベルト駆動のオルタネータジェネレータ(BSG)によって減速時に回生、小容量のリチウムイオンバッテリに蓄電する。その電気エネルギーはBSGを介したメインシャフトへのトルクアシストだったり、備えるデバイスによっては電動スーパーチャージャーで瞬時の過給、そして本システムのようなハイブリッドパワートレインへのトルク付与などをねらう仕組み。

出力軸の前方に見えるヒートシンクが備わるデバイスは、クラッチ断続機構。小規模なeパワートレインのため、メイン動力(FWDの場合はエンジン+トランスミッション)の連れ回りを防ぐために断切する。

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