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エレクトロビットとユニティ、車載コックピットにおける次世代没入型リアルタイム3D体験を実現

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自動車業界向けに先進の組込み/コネクテッドソフトウェア製品を提供するエレクトロビット(EB)と、インタラクティブなリアルタイム3D(RT3D)コンテンツの作成と操作のための世界有数のプラットフォームであるユニティが、自動車のヒューマンマシンインターフェース(HMI)の設計および開発のプロセスを合理化し、次世代のユーザーエクスペリエンス(UX)を創造するリアルタイムレンダリングのパフォーマンスを拡張するために協業することを発表した。

 自動車のHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)が普及して車内ディスプレイが大型化して複数に広がることで、ユーザビリティとエンターテインメント性を向上させるような、よりリアルタイムでフォトリアルな3D体験の需要が高まっている。3Dデザイナーや HMI 開発チームは、このような体験の実現に向けて、設計プロセスから実装までを促進する組込みツールチェーンを必要としている。

 5千万台以上の車両の開発をサポートしてきたエレクトロビットのユニークかつ包括的な HMI 開発ツールチェーンであるEB GUIDEと、ユニティのリアルタイム3Dレンダリングプラットフォームは、今回のコラボレーションでさらに強化される。エレクトロビットと ユニティは、両社の知見を合わせて量産までの期間を短縮して、開発工程全体に渡って信頼性の高い基盤を提供することで、次世代リアルタイム3D HMI開発を加速させる。

「当社がエレクトロビットと協業する理由は、UI設計コンセプトから量産までに対応するソリューションを持った、自動車業界で唯一のエキスパートだからです」と、ユニティの General Manager & Vice President、Industrial and Media & Entertainment の Julien Faure氏は語る。

「リアルタイム3Dは、将来の車内での体験を再定義するものです。高レベル自動運転車(HAV)が普及するにつれて、HMI体験は進化します。HAVの普及に合わせて、ユニティは車内HMI体験をさらに強化します。エレクトロビットとのコラボレーションにより、ユニティのリアルタイム3Dテクノロジーは、開発サイクルの効率をさらに高め、エンドユーザーは全く新しい方法で車両とやり取りをすることができるようになります」

「設計から実装までの全開発ライフサイクルに渡って、没入型でインタラクティブな体験をスムーズで迅速に開発できるようにするため、ユニティと協力することを喜ばしく思います」と、エレクトロビットの Head of Product Management、User ExperienceのBruno Grasset氏は語る。

「エレクトロビットは車載HMI開発において、ユニティは没入型リアルタイム3D HMIにおいて、豊富な経験と専門知識を有しており、今回のコラボレーションにより自動車メーカーと部品メーカーに対して、さらに貢献を高めることができます。スマートフォンのような車載グレードのHMIを実現することも可能になるでしょう」

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