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ブリヂストン:環境性能と運動性能を両立するタイヤ技術「ENLITEN」を搭載した特別仕様タイヤ「TURANZA ECO」を開発

  • 2021/04/27
  • Motor Fan illustrated編集部
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ブリヂストングループは、オランダLightyear社の太陽光発電型電気自動車「Lightyear One」向けに、環境性能と運動性能を両立する革新的なタイヤ技術「ENLITEN(エンライトン)」を搭載した特別仕様タイヤ「TURANZA ECO (トランザ エコ)」を開発した。

「Lightyear One」は、車体上部の太陽光パネルで走行中にも充電することで、725kmの航続距離を実現したEV。太陽光発電機能を備えた長距離走行可能なEVとして、2021年内に世界初の商業化を目指して開発が進められている。ブリヂストングループによる欧州市場3000人の消費者を対象にした調査では、欧州のドライバーの50%がEVの購入を検討しているが、37%はエネルギー効率と航続距離に不安を抱いていることがわかっており、「Lightyear One」と「TURANZA ECO」はこのような課題へのソリューションの一つとなることが期待される。

「TURANZA ECO」は「Lightyear One」の航続距離の最大化に貢献するために、革新的なタイヤ技術「ENLITEN」を搭載し、ブリヂストンの欧州子会社ブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエーにより開発された。タイヤサイズは175/60R19で、装着されるEVの要求性能を満たすことを示すブリヂストングループ独自の「EV マーク」が刻印されている。また、「ENLITEN」に狭幅・大径形状と高内圧使用が特徴の低燃費タイヤ技術「ologic (オロジック)」を組み合わせることで、さらなる転がり抵抗低減を実現した。

「TURANZA ECO」は同サイズのタイヤと比べて4本(車1台あたり)で約3.6kgの軽量化を実現。ブリヂストングループ独自のタイヤ開発シミュレーション技術を用いて試作タイヤの本数および開発期間も削減するなど、モノづくり領域でも技術イノベーションを通じてCO2削減、資源生産性の向上に大きく貢献している。

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