ブリヂストンは、「極限」の条件がタイヤに求められるモータースポーツ活動を通じて、カーボンニュートラル化やサーキュラーエコノミーの実現へ向けた取り組みについても加速し、2013年からタイトルスポンサーを務めているBWSCを2031年大会までサポートする。BWSCは、2年に1度開催されている、オーストラリアのダーウィンからアデレードまで3,000キロを走破する世界最高峰のソーラーカーレースである。太陽光を動力源として使用するソーラーカーの技術的な革新と、若手エンジニアの育成を目的として掲げられている。今年のBWSCは、10月22日~29日に開催される。
ブリヂストンは、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」で掲げる、「Energy:カーボンニュートラルなモビリティ社会の実現を支えることにコミットする」、「Emotion:心動かすモビリティ体験を支えることにコミットする」を具現化するモータースポーツ活動としてBWSCを位置付けており、グローバルかつ多様性に富んだ将来を担う若いエンジニアと共に、持続可能なモビリティ発展に寄与する革新技術を生み出すことに挑戦し、「走るわくわく」の提供を続けていく。
BWSCに加えて、サステナブルなモータースポーツ活動としては、本年から国際自動車連盟(FIA)のゼロエミッション車(BEV、FCV)の電費効率を競う競技「Bridgestone FIA ecoRally Cup」のオフィシャルパートナーとしても参画している。また、ブリヂストンのモータースポーツ活動が評価され、FIAのグローバルモータースポーツ、モビリティステークホルダーを対象とした環境マネジメントプログラム「FIA環境認証プログラム」において、最高位である3つ星を獲得した。
BWSC大会概要
1.正式名称:2023 Bridgestone World Solar Challenge
2.開催期間:2023年10月22日 ~ 29日
3.開催場所:オーストラリア連邦 (スタート:ダーウィン、ゴール:アデレード)
4.主催者 :South Australian Motor Sport Board (SAMSB)
5.クラス区分 (当社品装着、参加チーム数は6月4日時点):
(1) 「Challenger Class (チャレンジャークラス)」
『タイヤ3輪もしくは4輪 / ドライバー1名』の条件の下、速度を重視したデザインの車両で目的地までの順位を競うレース。
ブリヂストンタイヤ装着チーム数: 25チーム(全32チーム)
(2) 「Cruiser Class (クルーザークラス)」
『タイヤ4輪 / ドライバー1名+乗員1名以上』が乗車できる車両で、エネルギー効率や実用性を競うレース。
ブリヂストンタイヤ装着チーム数: 10チーム(全11チーム)
(3) 「Adventure Class (アドベンチャークラス)」
過去の大会の規則に準じた車両など、上記「Challenger Class」「Cruiser Class」の条件を満たさない車両でも参加できるレース。