横浜ゴムが日本カーシェアリング協会へタイヤ224本を寄贈。寄贈タイヤの交換は秋田技術専門校/石巻専修大学の学生が実施

横浜ゴムは地域でのカーシェアリングサポートや災害復興支援の一環として、乗用車用スタッドレスタイヤ224本を日本カーシェアリング協会に寄贈したことを発表した。寄贈タイヤの交換は自動車整備に関する授業の一環として学生たちにより行なわれている。
横浜ゴムの乗用車用スタッドレスタイヤを装着する石巻専修大学の学生

日本カーシェアリング協会は、東日本大震災の復興支援活動の一環として、震災直後の2011年4月から仮設住宅や在宅避難の方々を対象にカーシェアリングのサポートを開始。現在では地域でのカーシェアリングのサポートに加え、生活困窮者や地域振興のための車両貸し出しのほか、自然災害によって車を失ってしまった方々へ車を一定期間無料で貸し出す生活再建支援も行っている。横浜ゴムは、同協会の活動に賛同し、乗用車用タイヤを寄贈する活動を2015年から行っている。

石巻専修大学では毎年春と秋のタイヤ交換のシーズンに合わせ、理工学部機械工学科自動車コースの授業の一環として、日本カーシェアリング協会の車両のタイヤ交換、オイル交換、点検作業などを実施する「学生整備プロジェクト」を行なっている。2023年からは新たに秋田技術専門校の自動車整備科でも同様の取り組みが開始された。今回の寄贈タイヤのうち、132本は11月6~7日に秋田技術専門校で、92本は11月15~17日に石巻専修大学(宮城県)で車両に装着された。

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