物流業界の救世主?「日野デュトロ Z EV」がもたらす低床革命[自動車業界60秒ブリーフィング]

日野自動車が開発した「日野デュトロ Z EV」は、低床化を実現した小型BEVトラックである。通常の小型トラックの床面地上高が800〜1,000mmに対し、「Z EV」はわずか400mmという低さを誇る。これはFFレイアウトとEVの特性を活かし、ギアボックスやドライブシャフトの不要部分にバッテリーや電装部品を配置することで可能となった。

開発の背景には、物流業界のドライバー不足がある。運転しやすい車両サイズと低床設計は、ドライバーの負担軽減を目指したものだ。特に、宅配業者向けに1日100kmの走行距離を目標に設定し、都市部での効率的な運用を実現している。

詳細を読む→日野自動車が開発した小型BEVトラック「日野デュトロ Z EV」キャブシャシモデル 。EV+FFで床面地上高400mmと従来の半分以下を実現

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