今回採用されたブレーキキャリパーは、曙ブレーキがF1などモータースポーツ用ブレーキ開発で培った高い制動性能や軽量化と高剛性の両立という同社ならではの技術を活用して開発されたオポーズドタイプ（対向ピストン型）の製品である。また、顧客（Lynk & Co）への納期を短縮するために、コンピューターシミュレーション評価技術を新たに構築し、開発期間を従来に比べ大幅に短縮した。
曙ブレーキ：中国の高性能SUV「Lynk & Co 05+」がブレーキキャリパーを採用
曙ブレーキ工業は、中国のGeely Auto Group（ジーリー・オート・グループ）の高級自動車ブランド「Lynk & Co（リンク・アンド・コー）」の高性能SUV「05+（ゼロファイブ・プラス）」に、同社製フロント4ポットディスクブレーキキャリパー及び銅フリーブレーキパッドが採用されたことを発表した。なお、「Lynk & Co」ブランドに曙ブレーキ製品が採用されたのは初。
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