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時には軽快に、時にはハードに!
ステージを選ばず楽しめる最高の名車
今回紹介するのは、NAロードスターに惚れ込んだオーナーが新車から所有する屋内保管ワンオーナーの極上車。ハードな走行を行うこともあるというが、徹底的なメンテナンスによりフルレストア車のような輝きを放つ。
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まだ走行5万kmという1.6LのB6エンジンは、アタリが付いてきたのかこれまで以上に絶好調だという。吸排気系+マルハモータースによるECUセッティングが施されており、1トンを切る車重とのマッチングは抜群だ。
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左側のリトラクタブルライトカバーはダクト付きの社外品へと変更。エンジンルームにフレッシュエアを効果的に導くアイテムだ。
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サスペンションはマルハモータースオリジナルのBCダンパーを軸に構築。フロント8kg/mm、リヤ6kg/mmのスプリングレートは、軽量なNAロードスターにはややハードめなセットアップと言えるが、スポーツ走行にも対応させるための策だ。
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ホイールは旧車の定番ハヤシレーシングの14インチ。正確な年代を考えれば、ロードスターよりも古い年代のモデルではあるが、クラシカルな雰囲気を引き立てるのに一役買っている。
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アルミのロールバーをセットし、運転席はエスケレートのバケットシートとMOMOのステアリングでロードスターの“人馬一体感”を強調。エンジンやフットワーク同様に、やり過ぎず、要点を押さえた玄人好みなチューニング内容でまとめている。
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「このNA6CEは新車から30年以上、オーナーさんがコンディションをキープしてきたクルマです。ハードに走ることもありますが、ガレージ保管で風雨や紫外線にさらされていないこともあり、樹脂パーツまで新品交換したかのようなコンディション。奇跡の存在ですね(笑)」と、マルハモータースの荻野さん。
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オーナーの愛情と専門ショップの技が注ぎ込まれた完全に世界遺産レベルの初代ロードスター。見ているだけで「こんなクルマで週末のドライブを堪能したいな」という気持ちにさせられるものだ。
●取材協力:マルハモータース 静岡県静岡市葵区牛妻2095-6 TEL:054-294-0076
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