アイテム(カスタム) 【アライメント調整って必要? 何やるの?】車高を変えたら必ずやるべきメンテナンスメニュー【写真・15枚目】 1▶▶▶前準備として、タイヤやホイールに測定用の機械を装着していく。大径のタイヤ・ホイールでも問題なく対応するから作業依頼する際は安心。 2▶▶▶調整前の測定データは画面に前輪後輪合わせて表示される。この際の測定時間はわずか数分となり、すぐに自分の愛車の状態がわかる。 3▶▶▶調整は後輪から。後輪から行う理由は走行する上で操舵出来ないからしっかりと走行方向を向かせる為。いわば基準作りなのだ。 4▶▶▶調整している数値はモニター上に写るが、コンパクトなモニターもある。これを使えば、画面から遠い場合でもリアルタイムに確認可能。 5▶▶▶後輪が終わったら次は前輪の作業に移っていく。キャンバー角から調整し、0.01度単位でしっかりと狙った数字に合わせて調整。 6▶▶▶ストラット式の場合は、アッパーマウントでの調整で完了。これが違う形式だとアーム側などでキャンバーを調整していく。 7▶▶▶キャンバー調整後はトー角の調整。純粋にローダウンしただけだとこのトー角は著しくずれているので、タイヤの偏摩耗等に繋がる。 8▶▶▶平行(トーゼロ)か若干トーイン気味にするのがタイヤを長持ちさせるコツ。偏摩耗だけでなく、ハンドリングの適正化も行えるのだ。 9▶▶▶こうして調整後の結果が再度出る。これを踏まえて、前輪後輪のトータルを含めた各部の微調整を最終的に行なって調整は終了。 10▶▶▶各部の増し締め後に、緩み等を簡易的にチェックできるようにマーキングをしておく。こうすることで、自分でも増し締め可能に。 トーアウト▶▶▶トーインとは対照的に、タイヤが外側を向いている状態を指すのがトーアウト。単純に車高を変えた場合はこうなっている場合が多く、やはり偏摩耗といった状態に繋がる。 トーイン▶▶▶タイヤが内側を向いている状態がトーイン。この角度がずれていると極端な偏摩耗や、クルマが真っ直ぐに進んで行かないなどの不具合が発生する。前輪だけでなく後輪も同様。 この画像の記事を読む