クラウンに搭載される注目の安全装備

クラウンには、トヨタの最新の安全技術がふんだんに採用されている。高度運転支援技術の「チームメイト」、事故の被害軽減や運転負荷の軽減を目的とした予防安全機能「トヨタ セーフティセンス」を中心に、様々な安全装備が用意されている。最初にデビューしたクロスオーバーからエステートまで、基本的には搭載されている安全装備は共通。しかもクロスオーバーの廉価グレード「G」を除けば、フル標準装備の状態だ。

「チームメイト」は、クルマが人から運転を奪うのでも、単に人に取って代わるものでもなく、人とクルマが気持ちの通った仲間のようにお互いを高めあい共に走るというトヨタ独自の自動運転の考え方に基づいた最新の高度運転支援技術。高速道路などでの渋滞時に、ドライバーが安全確認できる状態であることが前提で、ステアリングから手を離したまま運転ができるアドバンストドライブ(渋滞時支援)などが備わる。

お馴染みの「トヨタ セーフティセンス」もどんどんと進化を続け、自動的にブレーキをかけるプリクラッシュセーフティは、昼夜の歩行者・自転車に加えて昼間のバイク検知も対応。その他機能も含めて、昼夜、街中、高速などあらゆるシチュエーションで起こりうる危険な状況を回避するサポートをしてくれる。

(1)パーキングブレーキサポート

(2)レーンチェンジアシスト

高速道路や自動車専用道路(一部除く)を走行中、レーントレーシングアシストが作動中にドライバーのウインカー操作を支援開始の合図として、レーンチェンジのための操舵、車線変更先車両監視の支援を行う。

(3)レーントレーシングアシスト

高速道路を走行時、車線の中央を走行するために必要なステアリング操作の一部を支援。渋滞時など白線(黄線)が見えにくい、または見えない場合も、先行車を追従してステアリング操作を支援する。

(4)プリクラッシュセーフティ

(5)緊急時操舵支援

歩行者、自転車運転者、車両、バイクと衝突する可能性が高く、自車線内に回避に十分なスペースがあるとシステムが判断した場合、ドライバーの回避操舵があった時、操舵支援を行い、車両安定性確保と車線逸脱抑制に寄与する。

(6)プラスサポート

障害物がないシーンでも、アクセルの踏み間違いや踏みすぎを検知すると、クルマの加速を抑制し、警報とディスプレイ表示でドライバーに注意を喚起。専用キーでドアを解錠した時に自動的にシステムが始動する。

(7)パノラミックビューモニター

クルマを真上から見たような映像を表示することで目視だけでは見にくい周辺状況をリアルタイムで確認でき、駐車やすり抜けをサポート。車両直下やタイヤ付近のアンダーフロア映像を表示する床下透過機能も備わる。

(8)フロントクロストラフィックアラート

交差点に進入する際など、左右から接近する車両を検知。ドライバーが発進しようとした場合は、ブザーと表示で注意を促し、出会い頭の事故防止をサポート。カラーヘッドアップディスプレイ装着車は近づいてくる方向をアニメーションで表示する。

(9)安心降車アシスト

降車時、ブラインドスポットモニターを活用し、後方から接近するクルマや自転車などを検知。開放後のドア、もしくは降車した乗員と衝突する可能性がある場合、ドアミラーのインジケーター点灯やブザー、メーター表示などで注意を促す。

(10)アドバンストドライブ

高速道路や自動車専用道路での運転において、渋滞時(0〜約40km/h)に、ドライバーが前を向いているなど各種条件を満たすと、システムが作動。ステアリングから手を離して走行できるなど、ドライバーの疲労軽減が可能になる。

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