東風猛士科技 猛士M817

ただし、これらの内金は全額返金可能であるため、多くの内金保有者が購入に踏み切れない可能性はある。
それでも、この車への強い関心は、頑丈なオフロード車が中国で大きな魅力を持っていることを示しており、特にM817のような価格競争力があればなおさらだ。

東風猛士科技 猛士M817

M187は、全モデルのフロントに、1.5リットルターボチャージャーエンジンと2基の電気モーターを組み合わせたレンジエクステンダー・パワートレインが搭載されている。
合計出力912ps、最大トルク1,280Nmと圧倒的で、わずか4.2秒で時速100km(62mph)まで加速する。
また、大容量バッテリーを搭載し、電気だけで最大200km(124mph)の走行が可能だ。

また、シャープなデザインは、間違いなくその強力なセールスポイントの一つだろう。
市場に出回っているSUVの多くは、見た目があまりにも似通っているため、違いを見分けるのは至難の業だ。
それらと比較するとM817は、他のM-Heroモデルを除けば、路上を走るどの車とも全く異なる個性的なデザインが魅力となっている。

中国での価格は、46,000ドル(約678万円)からだ。
また、左ハンドルと右ハンドルの両方が生産されるとの見方もあり、中国以外の市場でもグローバル展開される可能性があるという。
現段階で米国で販売される可能性はゼロだといいうが、果たして日本はどうなるだろうか。