ポイントを押さえた足元でタフさを演出

 昨年のリリース開始から絶好調のセールスを続けるランドクルーザー250。市場では未だに納車待ちという声も多く聞かれ、中古車相場においてもプレミア価格での取引は当たり前とされている。そんな中、ここで取り上げた楠本さんは、いち早く実車を手にすることができた強運の持ち主。早速、自分仕様のカスタマイズを行うべく北九州のプロショップ、ポッシブルの門を叩くこととなった。

ファーストステップとして着手したのは足元のモディファイ。オーナーは元々、ランクル80乗りだったこともあり、スタイル的にはファッション路線よりリアルオフローダー的な質実剛健さがお好み。このためホイールは軽さと強度に定評のレイズ・チームデイトナD108を選択。タイヤもBFグッドリッチのMT・KM3とした他、ACCのイージーアップスペーサーで1.5インチリフトアップ。さらにダミーリベットがアクセントとなったジャオスのフェンダーガーニッシュでドッシリとした重厚感を演出。昨今、懸念されている防犯対策についてもクリフォードのセキュリティでしっかりガード。今後はマフラー交換やキャリアの取り付けなど、機能と実用性を両立させたクルマ作りが進められている予定だ。

TOY0TA ランドクルーザー250
250のフォルムをマッシブに引き立てるジャオスのフェンダーガーニッシュ·タイプXが装着されたフェンダー内に収まるのは、クロカン指向のBFグッドリッチ製MTタイヤとレイズ製18インチホイール。
レイズ・チームデイトナD108の装着サイズは18×8.5J+52。あえて色味を付けずブラック系で統一したことで、堂々たる存在感がより一層強調されている。
アッパーマウント部にボルトオン装着することで、ノーマルの乗り味を損なうことなく車高を1.5インチ(約40mm)高めるACCのイージーアップスペーサー。
TOY0TA ランドクルーザー250
OWNER 楠本 圭さん
楠本さんが以前乗っていたランクル80は息子の歩叶クン(右から2人目)が受け継ぎ、今回並べて撮影するはずが、取材日直前でまさかの事故に。大きなケガが無かったのは何より。修理が終わったら、またいつか会いましょう!

Specifications
WHEEL●レイズ・チームデイトナD108(18×8.5J+52) 
TIRE●BFグッドリッチ(285/65) 
EXTERIOR●フェンダー=ジャオス 
TUNING●スペーサー=ACC/他
Produce Shop●ポッシブル

▷『LAND CRUISER』CUSTOM WORLD 300/250/70

STYLE WAGON(スタイルワゴン) 2025年10月号 No.358より