人気のボディ色「ホワイトノーヴァガラスフレーク」と「ディープブルーマイカ」を全車に設定

レクサスはフラッグシップセダン「LS」を一部改良し、9月25日より全国のレクサス店を通じて発売する。

LSは、1989年の「レクサス」ブランド創設当初からラインナップされるフラッグシップモデルだ。静粛性や快適性を徹底追求し、上質な乗り心地と「レクサスドライビングシグネチャー」と呼ばれる独自の走り味を磨き続けてきた。

現行型となる5代目は、2017年に登場した。新開発のGA-Lプラットフォームを採用して、エンジンは従来のV8自然吸気に代わり、3.5L V6に変更。ツインターボ版(LS500)と、電動モーターを組み合わせたハイブリッド版(LS500h)の二本柱で構成され、いずれもFRとAWDを用意する。また、EXECUTIVE、version L、F SPORTなど多彩なグレード体系によって幅広いニーズに応えるのも特徴だ。

登場以降も熟成を重ねており、2019年からはサスペンションやハイブリッド制御の最適化、2020年のマイナーチェンジではフロントマスクの大幅変更や静粛性向上、タッチディスプレイ採用など大規模な改良を実施。近年は「Lexus Teammate」といった高度運転支援システムも投入され、安全性と快適性を磨いてきた。

今回の改良では、まずエクステリアカラーの選択肢を拡大。濁りのない白さが際立つ「ホワイトノーヴァガラスフレーク」は、これまでF SPORT専用色だったが全車設定に変更。また、鮮やかさと深みを両立した「ディープブルーマイカ」も全車で選択可能とした。

さらに、一部グレードでオプション設定となっていたフロントおよびリヤのシートヒーターを全車標準装備とし、快適性を向上。加えて、F SPORT専用オプションのブレーキキャリパーはデザインを変更し、スポーティなレッド塗装にシルバーロゴを採用した。

フラッグシップとして常に進化を重ねてきたLSは、今回の改良によってさらに魅力を向上。ブランドの頂点にふさわしい存在感を放ち続けている。

レクサスLS ラインナップ

LS500h(3.5L V6ハイブリッド)
“EXECUTIVE”:1725万円(FR)/1773万円(AWD)
“version L”:1557万円(FR)/1605万円(AWD)
“F SPORT”:1379万円(FR)/1427万円(AWD)
“I package”:1257万円(FR)/1305万円(AWD)

LS500(3.5L V6ツインターボ)
“EXECUTIVE”:1579万円(FR)/1627万円(AWD)
“version L”:1411万円(FR)/1459万円(AWD)
“F SPORT”:1233万円(FR)/1281万円(AWD)
“I package”:1111万円(FR)/1159万円(AWD)