新車レビュー 【489万円〜】装着ホイールの“YARI”は、「槍ヶ岳」が由来!? プジョーの最新フラッグシップ『3008』が上陸|新車レビュー【写真・2枚目】 テールを大きく寝かさせたファストバックのような流麗なリヤスタイルも印象的だ。ブラックピラーによりサイドからリヤまでのウインドウの一体感も演出。 先代も2021年1月の大幅改良でフレームレスになったが、新型は格子状グリルと爪痕をモチーフにしたLEDデイタイムランニングライトが印象的。 8色から選択できるアンビエントライトと組み合わせたドットパターン加飾を用意。10のショートカットキーをカスタマイズできる「i-Togg les」と呼ぶスイッチを中央に配したのも特徴。 リムの上下をフラットデザインにしたステアリング、ステアリングの上からのぞくような「i-Cockpit」を踏襲しつつ、21インチのワイドなパノラミックスクリーンを奥に配置する。 センタークラスター下で左に折れ曲がるフローティングデザインのセンターコンソールを新たに採用。コンソールにはドライブモードやエアコンの設定スイッチなどを配置している。 上級グレードの「GT」は、ブラックファブリック/ブラックテップレザーが標準になる。オプションでブラックアルカンターラ/ブラックテップレザーも設定する。 ワイドな開口部を備え、スクエアな荷室床面と両サイドの隔壁により良好な積載性を実現。床面ボードは、上下いずれかに設置できる2段式で、荷物の大きさなどに応じてアレンジできる。 「YARI(ヤリ)」と呼ぶ19インチアルミホイールを全車に標準装備。日本の「槍ヶ岳」に由来し、槍の穂先のように鋭い山頂部をモダンな意匠に再解釈した。 100kW(136PS)/230Nmを発揮する1.2Lガソリンターボと6速デュアルクラッチ、48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせる。モーターのスペックは16kW/51Nm。主要諸元(PEUGEOT 3008 GT アルカンタラパッケージ Hybrid) ●全長×全幅×全高:4565×1895×1665mm●ホイールベース:2730mm●車両重量:1620kg●エンジン:1199cc・直列3気筒ガソリンターボ●エンジン最高出力:100kW(136PS)/5500rpm●エンジン最大トルク:230Nm/1750rpm●モーター最高出力:16kW(22PS)/4264rpm●モーター最大トルク:51Nm/750-2499rpm●駆動方式:前輪駆動●サスペンション(前/後):マクファーソンストラット/トーションビーム●ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク/ディスク●タイヤ:225/55R19 「E-3008」は25年内の日本発売予定。欧州には73kWhの標準版と96.9kWhのロングレンジ版を設定。航続距離は最長でクラストップレベルの701kmを誇る(欧州仕様)。 この画像の記事を読む