ドラレコも4K時代が到来!

事故の状況を把握するためのドライブレコーダーは、記録される情報量が命とも言える。そのため、高画質は大きな武器になることは言うまでもない。その点で、現在普及しているモデルの多くは、扱いやすいデータサイズと画質のバランスを考慮したフルHDが主流となっている。この市場に次の一手としてリリースされたのが、70maiのフラッグシップ『T800』だ。

2016年に中国で誕生した70maiは、これまで日本国内向けに15ほどの製品を発売している。しかし、世界市場に目を向ければ、100を超えるラインアップを有するドラレコ専門メーカーなのである。しかも開発から製造まで行なっているため、市場のニーズにも素早く対応できるフレキシブルさは、各国で人気を集める理由と言えるのだ。

そんな70maiのフラッグシップとして誕生した本モデルは、従来モデルを圧倒する4KウルトラHD画質を搭載するのが特徴。より高精細な画質での記録を可能にすることで、フルHDモデル以上に詳細な情報を保存できるというわけだ。また、進化したAI技術を利用した安全運転支援機能や、アプリによるコントロール、さらに音声コマンドなど多彩なギミックも満載。もちろん日本仕様に関しては日本語での音声操作が可能になっているだけに、使いやすさもしっかりと担保されているのだ。

70mai『T800(価格:6万3990円/税込)』
電源系をリチウム系バッテリーからスーパーキャパシタへ変更するなど、より安全安心に使用するための構造も進化。

充実機能はそのまま画面サイズを縮小化

セルスターのセーフティレーダーは『AR-925AW』が現在のフラッグシップ。しかし、3.92インチのカラー液晶を搭載していた『AR-925AW』は、視認性に優れていたものの設置場所によっては運転中の死角を発生させてしまうこともある。その点で、3.5インチにサイズダウンした『AR-325AW』なら、その死角を最小限に止めることが可能になる。もちろん静電式タッチパネルなど、操作性もキャリーオーバーされているため、機能や使い勝手はフラッグシップそのまま。新たな選択肢を設けることで、車種に応じたチョイスが可能になるのだ。

ちなみに、アンテナの改良によって受信できる周波数帯が拡張されただけでなく、受信性能も大幅にアップしているのは見どころ。従来モデルとの比較では200%にも及ぶ受信性能を発揮しているため、神出鬼没の取り締まり機への効果は絶大。また、誤報識別機能を搭載することで、特定車種の電波や自動販売機の電波で発せられていた警報を約60%もカット。警報の信頼性が高まることで、より安心のドライブをサポートしてくれることも特筆すべきポイントだろう。

フラッグシップモデルの『AR-925AW』と、入門機となる『AR-125A』の間を埋める位置づけとしてリリースされる『AR-325AW』。しかし、その性能は限りなくハイエンドに近く、まさに新たなベストバイ・モデルが誕生したというわけだ。

Cellstar『ASSURA AR-325AW(実勢価格:3万5000円前後/税込)』はディスプレイサイズを縮小することで、設置の自由度を高めているのが特徴。