モーターショー タイヤナットの「締めたっけ?」を低減! 整備業界に向けたトルク管理のお助けデバイス・KTC(京都機械工具)の「e-整備 TIRE」【ジャパンモビリティショー2025】【写真・3枚目】 アプリのアイコンをタッチ。 起動中・・・ 「ホイールナット締付記録」か「タイヤ残溝記録」かを選ぶ。 「ホイールナット締付記録」をタッチ。 カメラにナンバープレートが映し出される。 撮影ボタンをタッチ。 クラウドから情報を受信中・・・ おっ、出た! ナンバープレート、車両型式、ホイール穴数、規定トルク、目標トルク値範囲が表示され、測定は右回りで行なうことを指示している。右回りか左回りかは任意で変更できる。 データベースから受信する仕掛け。 いちおうは取扱説明書ないしサービスマニュアルで確認したら「次へ」。 全画面での指示は「右回り」だったので、右前輪から左前輪にかけ、「1」「2」「3」「4」の順序。 これがトルク値を図って端末にBluetooth送信する「TORQULE」。 すでに所有しているトルクレンチをそのまま使えるのがいい。 いざ開始。 現在のトルク値が数字で表示されるとともに、下からグレーのシェードが上昇。いまは黄色のエリアにあるのでまだ足りない。 緑の範囲に来たら目標トルク値に到達している。緑エリアならどこで手を離しても良い。106.6Nmで手を離すと・・・ 端末画面に「106.6」が記載される。 目標トルクの範囲を超えるとグレーシェードもピンクエリアに。オーバートルクだ。 次のナット締め付けへ。 はい、109.3Nm。 順繰りに続けて・・・ 最後、このようになる。 こちらは溝の深さを測るタイヤデプスゲージ「TRASAS]. こんどは「タイヤ残溝記録」をタッチ。 これは車両ごとの情報受信は不要な気がするのだが、やはり溝記録モードでも車検証情報を採りに行く。 おっ、出た! 情報受信完了。同じく右回りで順序指示。 スタンバイ画面。 TRASAS登場。 タイヤ外側から測定。外側6.0mm。 中央6.5mm。 内側6.2mm。 測るごとに送信され、3か所測るとこのように表示される。 KTCの方に、悪い例の測定をしてもらった。 黄色は「そろそろ注意」、赤は「もう交換」といったところか。 こういう状態でも平気でいるドライバーは運転免許返上せよ! 作業内容、年月日を記録してくれる。複数車両の管理も可能のようだ。 KTCブースのひとたちは、冒頭の4コマ漫画をプリントしたTシャツを着ていた。 この画像の記事を読む