イタルジェット Roadster 400(ロードスター400)





「ドラッグスター」とは趣の異なる、丸みを帯びたスタイルにデザイン

丸みを帯びたネオレトロなスタイルと、「ドラッグスター」など過激なスクーターを生み出したイタルジェットならではの最新テクノロジーを見事に融合させた、イタリアンテイストを全面に押し出した超個性派スクーター。
メーカーではこのロードスター400を「Art in Motion(動く芸術)」と表現。クラシックバイクのフォルムを継承しつつ、戦闘機に着想を得た未来的かつ空力的なタッチを加味。
彫刻のようなサイドカウルは、タービンの吸気口をイメージ。美的役割だけでなく、内部のダブルラジエーターへの空気の流れを導く、機能的なダクトとしても機能している。
ロードスター400は乗り手を選ぶ近未来的かつ過激なスタイリングの「ドラッグスター」とは趣の異なる、美しさと親しみやさを感じさせるスタイルにデザインされているのが特徴。
テールカウルエンドに沿って配置された細身のLEDテールランプは、リアフォルムをシャープでエレガントイメージに引き締めている。
とはいえ、車高を下げ、リア周りをストレッチさせた、カスタムスクーター風の“ロンホイ(ロングホイールベース)&ローダウンカスタム”を彷彿させる、地をはうようなスパルタンなスタイリングを演出。また他メーカーにはない、メカニカルな足周りはやっぱり過激。このあたりはイタルジェットというメーカーの一貫性とこだわりが強く感じられる。
リアカウルの大型エアインテークから冷却風を送り込む「サイドラジエター方式」を採用


フレームはドラッグスターと同様の、丸スチールパイプを組み合わせたトレリス型を採用。フレームの間には、フューエルタンクが挟み込まれるようにマウント済み。
エンジンは水冷4ストローク単気筒394ccを搭載。最高出力は42.1ps/7,500rpm、最大トルクは30.3lb-ft(約4.19kg-m)/7,500rpmで、ドラッグスターシリーズの最上位モデルである300ccを上回るハイパワーを発揮する。
マフラーはアクラポヴィッチ製のツインエキゾーストを採用。カバー内でエキゾーストパイプを複雑に取り回し、サイレンサーはシート下にてスタイリッシュにアップマウント。
テールカウルの左右には、肉感的かつボリューミーに造形された大型のエアインテークを設置。その各内側にはラジエターを収納し、エアインテークから冷却風を送り込む「サイドラジエター方式」を採用。
前後ホイールはビレットスポークタイプを選択。前後のブレーキはディスク式を採用。ディスクローターは前後とも波形のペータルとし、クリアランス限界まで大径化。
進化した片持ち式フロントサスペンション「DLAS」を初採用


フロントには「ドラッグスター」に採用されるなど、イタルジェットの象徴的ともいえる片持ち式サスペンション「フロントセンターハブステアリングシステム」を進化させた、新しい片持ち式サスペンション「DLAS(Dynamic Linkage Articulated Steering/ダイナミック・リンケージ・アーティキュレーテッド・ステアリング)」を初採用。
フロントスイングアームからリンクを介してマウントされるフロントサスペンションは、オーリンズ製のリザーブタンク付きフルアジャスタブルショックをステップボードの中央部(足元)に導入。
フロントのディスクブレーキキャリパーはニッシン製ラジアルマウント式で、フロントホイールキャリアに直付けするという珍しい設計。ハンドルからアクスルシャフトへと伸びる転舵用のステアリングアームに、ラジアルマウント式キャリパーを挟み込むという斬新な手法が用いられている。
リアショックはリンクを介してマウントされるオーリンズ製のピギーバック式ユニットを採用。ツインサイレンサーの間にレイアウトするなど、他車にはない唯一無二のリアフォルムにアレンジ。
同車は欧州でのリリースを予定しているが、発売時期や価格、また国内での発売等は未定。



遂に!メチャシブ系イタリアンスクーターが国内デリバリー開始。イタルジェット・ドラッグスター125/200、眺めて、触って、跨ってみた。 | Motor-Fan[モーターファン] 自動車関連記事を中心に配信するメディアプラットフォーム