レクサスの走りを向上させる、進化した“X”がDEBUT 

総合チューニングパーツメーカーのブリッツは、大人気のサスキットのほかパワーアップ系アイテムも多数展開。吸排気アイテムに加え、最新エンジンではとりわけ重要になる“制御”の面でも実績豊富だ。車種専用設計で開発される『パワコン』は、カプラーオン装着するだけで性能アップ。いわゆるサブコンにカテゴライズされるアイテムだが、手軽にチューニングECUが手に入る、かつ“体感できる”アイテムとして注目度が高い。

そんな『パワコン』が『パワコンX』へ進化! カプラーオン装着可能という手軽さはそのままに、パフォーマンス面が2モード仕様になるなど、ニーズに合わせて使用できるようになったのだ。具体的には、『パワコン』が“効果あり”か“なし”だったのに対し、『パワコンX』はモードが2種類選べるようになった。モード2は従来の“効果あり”同様で、新たに追加されたモード1はノーマルとモード2の中間をなぞるカタチ。つまり、マイルドなモードが新設定されたのだ。「そこまでパワーアップしなくても良い」「もっとマイルドに効いてくれれば」というニーズがあったそうで、その要望に応えたワケだ。さらに『パワコン』で“効果なし”にする場合はカプラーを純正に戻すという作業が必要だったが、『パワコンX』ではスイッチをオフにすればOK。ノーマル復帰も簡単になった。

左のグラフからも違いは一目瞭然、実際に運転しても体感可能だ。3000〜4000rpmという実用領域で最大出力差が発生(トルク)しているので、街中でも元気、高速の追い越し加速時も不満はないハズ。ゆくゆくはスロコンと一体化した『パワスロ』も“X化”するとのことで……。ソチラの完成&発売も待ち遠しい!

BLITZ Power Con X(パワコン・エックス)■価格:4万2900円〜6万8200円 対応:LBX(MORIZO RR)、LM(500h)他

性能を体感すべくLBXデモカーで実走

試乗車はLBXモリゾーエディション(MT)。元々定評のあるエンジンだが……。例えば2速で引っ張り気味で加速をしてもシフトアップする最後までトルクが沸いてくる感覚。表現は少々悪いが、暴力的な加速感だった(モード2)。高速走行は試してないが、より本領を発揮しそうな雰囲気だった。
モード2は基本的に従来の『パワコン』と同じ。モード1は、ソレとノーマルのちょうど中間をなぞるイメージになる。特筆すべきはトルク。2500rpmからハッキリと数字を上乗せしている。多用する領域なので体感もしやすいというワケ!
同じレクサス車で言えばLM用も用意される計画。取材車に『パワコンX』は装着されていなかったが、発表されているパワー、トルクのデータから、重量級のLMでも効果は体感できるハズ!

LBXのカスタムパーツは他にも用意

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STYLE WAGON(スタイルワゴン) 2025年12月号 No.360より