素材の良さを活かしつつ「高級」「上級」を強調

オーナーの西山さんはこれまでもレクサス車を乗り継いできた。「いままではクーペかセダンだった。一度はSUVに乗りたい」というコトで、3台目のレクサスにLXを選んだ。ただし、納車までに3年掛かったという……。

カスタムは、あくまでベース車の造形を活かしたシンプル路線。だからスポイラー類は小振りで悪目立ちしない。しかしそこここから独自性が光る。

まずはホイールに注目。サイズはビッグボディに負けない24インチ。単純明快に大きく、存在感が抜群。今後はさらに、410Φのローターを筆頭にブレーキキットを組む計画とか。

ボンネットもポイントが高い。フォージドカーボン仕様のラッピングで仕上げているのだ。スーパースポーツなどの高級車に用いられる素材で、ソレを前面に押し出すのはレクサスのカスタマイズとして有効なのだ。

ほかにも、メッキ部分をラッピングするなど、メッキデリートでコーディネイトしているのもポイント。ゆくゆくは顔面のメッキ部も減らす予定。派手さを抑え気味にしつつ、凄みは十分。かつ24インチは際立たせる! ザ・レクサスカスタムとも言える仕様なのだ。

LEXUS・LX600
広大なボンネットにはフォージドカーボン柄のラッピングを施した。遠くから見るとボディ色に見える自然さで、近づくとその“違い”にため息が出る……と言った具合。スーパースポーツに採用される素材なだけに、LXへの相性も悪くない!
24インチという超大口径ホイールを装着したのも特徴。とはいえ、大柄なLXとのマッチングは抜群で、バランスも良好。オンロード志向のカスタムを進めるならば、この辺りのサイズも守備範囲なのだと納得。タイヤは305幅で35扁平だ!
マフラーはロジャム製で、左右2×2本出し仕様。ただの左右出しではなく、左右の“サイド出し”であることが特徴。サイドステップ下にやや斜めに配したレイアウトで、チタン風青仕上げのオーバルテールが、さり気なく存在を主張する。
OWNER 西山誠一さん
「レクサスはこのLXで3台目。一度はSUVに乗ってみたかったので。今後もイロイロ考えています。まずはブレーキをやりたいですね。8POTキャリパーと420Φローターを狙っています」。

Specifications
■ホイール:ハイパーフォージド(24×10.5J) ■タイヤ:ヨコハマ・パラダ(305/35) ■エクステリア:エアロ=F&Rエルフォード、Rヴァルド、ヘッドライト=スモーク、ボンネット&サイドピラー&ドアノブ=ラッピング ■チューニング:マフラー=ロジャム

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STYLE WAGON(スタイルワゴン) 2025年12月号 No.360より