鮮やかなキャンディレッドで魅せる

今では貴重なクルマであるTCRエスティマ。オーナーのアクオスさんは「26年乗っている」という! ギャルソンのエアロ、リアには大型のオーバル左右出しマフラーなど„当時仕様"でセットアップしたのが特徴だ。

注目はボディ色。オールペンにて仕上げたモノで、実は現在「今3色目」なのだとか。「マツダのソウルレッドに寄せた感じ」の深みあるキャンディレッドで、車齢を感じさせないピカピカ仕様だったのだ。ちなみに、フェンダー後端&フロントドアパネル前側等のダクトは、オールペン時に併せて製作したのだとか。ボディ色は今後「色が褪せてくると思うので、そうしたらまたオールペンを」検討する……のだろう。「乗り換えらえないクルマ」を、今後も永く維持していく覚悟ができている。

荷室スペースの作り込んだオーディオボックス、2列目を取り去ったリムジン仕様など、徹底して„当時仕様"にこだわっていたのが印象的。ともあれ、ココまでキレイでカッコ良ければ、降りる理由はひとつもない。

トヨタ・エスティマ【TCR・1999年式】
ホイールはマーベリックの段付きリムモデルを採用。シャンパンゴールドのディスク色もさり気なく、TCRとのマッチングも◎。
オーディオも作り込んでいる。アクリル板を活用した魅せる仕様で、スピーカー&ウーファーはロックフォード製品を採用している。
車内を覗くと、2列目をはずしたリムジン仕様になっていた。当時のミニバンシーンでは人気のあったインテリアメイクのひとつ。
フェンダーは純正ベースで加工。後ろ向きのダクトは、ドアパネル側へ繋がるようにデザインした。リア側にも同様のダクトを配している。
マフラーはオールペン時に4本出し仕様にした。その後、爆音皇帝の出口を加工することで“当時仕様”の大型オーバル仕様になった!
ガルウイング仕様である点も目を惹いた! 同じエスティマに乗っている方から、このドアのキットを譲ってもらったそう。TCR乗りの横の繋がりは、強く、濃い。
トヨタ・エスティマ【TCR・1999年式】
OWNER アクオスさん
「当時仕様にこだわっています。今後は、色が褪せてくると思うので、そうしたらオールペンをしようかな。乗り換えられないクルマなんですよ」と思い入れたっぷりに話す。

主要SPEC ■ホイール:ウェッズ・マーベリック709M(19×9.5J) ■タイヤ:ニットー(235/35 R19) ■エクステリア:エアロ:ギャルソン&スピリッツ、グリル=タケローズ、リアウイング=エムズ、フェンダー&テールレンズ=ワンオフ、ヘッドライト=スモーク、ガルウイング ■インテリア:ステアリング=純正加工、シートカバー=クラッツィオ、リムジン仕様、インパネまわり=ワンオフ、ラゲッジオーディオ ■チューニング:エアサス=ACC、マフラー=ケースペック爆音皇帝 ■製作ショップ:SUETSUGU BODY

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STYLE WAGON(スタイルワゴン) 2025年12月号 No.360より