
ヤマハ・WR125R……539,000円(消費税10%を含む)
ヤマハ WR125Rとは 原付二種で本格オフロード性能を追求
ヤマハ WR125Rは、タウンユースからオンロードツーリング、さらにオフロード走行までを1台でカバーする原付二種クラスのオン・オフモデルである。
フルサイズ車体と本格的な足回りを採用し、オフロードモデルのエントリーとして位置づけられている。
メーカー希望小売価格は539,000円(消費税10%込み)。
カラーはディープパープリッシュブルーソリッドEとヤマハブラックの2色展開だ。



124cm³水冷VVAエンジン 最高出力15psを発揮
VVA搭載124cm³エンジンの特性
搭載されるエンジンは、水冷・SOHC・4バルブ・FIの124cm³単気筒。
吸気側にVVA(可変バルブ機構)を採用し、7,000~7,400r/minでカムを切り替える。
最高出力は15ps/10,000r/min、最大トルクは11Nm/6,500r/min。
低速から中高速域まで、全回転域で扱いやすさを重視した特性となっている。

燃費性能と航続距離
WMTCモード値で40km/L以上の燃費性能を公表。
燃料タンク容量は8.1Lで、通勤・通学からツーリングまで対応する航続距離を確保している。
フルサイズ21/18インチホイールと前後サスペンション
オフ走行を想定したサスペンション構成

フロントにはインナーチューブ径41mmのサスペンションを装備。
ストロークは215mmで、クッション性と足つき性の両立を図っている。

リアにはリンク式モノクロスサスペンションを採用。
ホイールトラベルは187mmで、ガス封入式ショックにより連続走行時の安定性を確保している。
ホイールとブレーキ構成
ホイールはフロント21インチ、リア18インチを採用。
ブレーキはフロントφ267mmディスク+2ポットキャリパー、リアφ220mmディスク+シングルポットキャリパーの組み合わせだ。
フロントブレーキにはABSを装備している。

自由度の高いライディングポジションとデザイン
ポジションと操作性
フラット形状のシートを採用し、前後左右への体重移動をしやすくしている。
外装は凹凸を抑えた形状で、スタンディングとシッティングの移行をスムーズに行える設計だ。
左右幅の広いフートレストを採用し、ステップワークによるコントロール性にも配慮している。

ヤマハオフロードモデルらしい外観

デザインコンセプトは「Feel the YAMAHA offroad spirit!」。
水平基調の造形とLEDヘッドランプを採用し、凝縮感のあるフロントマスクを形成している。
Y-Connect対応メーターとスマートフォン連携

LCDマルチファンクションメーターには、速度計、タコメーター、燃料計、ギアインジケーター、VVA作動表示などを集約。
ヤマハ専用アプリ「Y-Connect」と連携することで、着信通知やバッテリー残量などの情報を表示できる。
ヤマハ WR125R 主要ポイントまとめ
・原付二種クラスのオン・オフモデル
・124cm³水冷VVAエンジン、最高出力15ps
・フロント21インチ/リア18インチのフルサイズ足回り
・フロントABS標準装備
・スマートフォン連携Y-Connect対応
フィーチャーマップ

主要諸元

