旧車 第2回:スズキ ワゴンR(初代/1993-1998(平成5-10)年)/軽自動車が「家族の一員」になった日【あの頃、家にあったクルマ】【写真・5枚目】 シャシーはセルボ(セルボモード)とほぽ100%共用で、フロアは高さを変えるために上げ底。 前側は強化された波状鉄板で二重構造、 後側はウレタン成形パネルを強いて80mm嵩上げされている。 シートは取り立てて大きいわけでも広いわけでもなかったが、フラットな状態に出来るなど、現在にまで続くシートアレンジの妙が光り、使い勝手は良かった。 各ドアは大きく開く。実は右側後方ドアの無い4ドア車。右側後方ドアがオミットされたのはボディ剛性確保の目的もあるが、スズキによれば、子どもの不意の飛び出しに備えたためでもあるという。 ①がステップ高さで315mm、②が着座位置625mm、③が天井で1420mm。 コクピットは極めてシンプル。それでもまったく過不足のない構成だった。 この画像の記事を読む