GR GTは、ブランド初のオールアルミシャシーと、他のどのモデルにも搭載されていないハイブリッドV8エンジンを搭載
トヨタは2025年12月5に、世界屈指のスーパーカーレベルとなる「GR GT」と「レクサスLFAコンセプト」を発表したほか、ジャパンモビリティショー2025ではセンチュリー・ブランドをロールス・ロイスクラスへと押し上げる計画を発表した。

トヨタは、GRブランドを2017年に設立して以来、ホットハッチやチューニングクーペにとどまらない野心を示唆してきた。GR以降多くのコンセプトカーや、特許出願を重ね、ついにセンチュリークーペやGR GTなど、その最高峰にたどり着いたと言っていいだろう。


トヨタは、これらの新型モデルを、ベントレーを始め、ポルシェ、フェラーリといった一流モデルと肩を並べる位置付けを目指している。トヨタのチーフブランディングオフィサーであるサイモン・ハンフリーズ氏は、これらの新型モデルを「レクサスとGRにとってのスポーツカーの頂点」と称している。
GR GTは、ブランド初のオールアルミシャシーと、ラインアップの他のどのモデルにも搭載されていないハイブリッドV8エンジンを搭載している。一方、レクサスLFAは初代モデルの後継モデルだ。内燃機関を一切使用せず、完全電動パワートレーンを採用しており、 2028年以降の発売が期待されている。

ガソリンエンジン搭載のGR GTはすでに2027年の発売が予定されており、価格は3千万円超えというスーパーカーの領域が予想されている。また、そのレーシングバージョンであるGR GT3も、その後まもなく発売される見込みとなっている。さらに、2030年までに、GR GTやLFAのDNAを継承するラグジュアリー・ハイエンドクーペが登場すると噂されている。





トヨタはスーパーカー市場だけでなく、ロールス・ロイスやベントレーという世界屈指のラグジュアリーブランドと競争力を高めるため、スーパーラグジュアリーブランド「センチュリー」を立ち上げる予定だ。
現在、トヨタはすでにあらゆるセグメントでトップを走っているが、なぜ、これまで以上に限界に挑戦するのだろうか? 豊田章男会長は、この点について、「各ブランドの独自性を重視しなければ、工業製品としての自動車はますますコモディティ化してしまうだろう」と彼は述べている。
センチュリーブランドはまさにその先鋒であり、トヨタが唯一無二のモデルを今後も生み出して行くという、ブレない方向性を示唆しているようだ。






