2026年1月9日から開催された『東京オートサロン2026』でスズキが展示したワンボックス軽自動車、「エブリイ」のカスタムカーから、どうやらエブリィが2026年3月にも日本でビッグマイナーチェンジされる可能性があることがわかった。

当初はフルモデルチェンジという情報だったが、世代交代前の最後のビッグマイナーチェンジとなりそうだ。
1964年の「キャリイバン」を起源とする初代「エブリイ」は、1984年に誕生。1999年にデビューした4代目では、大人4人が快適にドライブできる「エブリイワゴン」が導入されており、次期型はエブリイが第7世代になるとともに、エブリイワゴンにとっては第4世代となる。もちろん日本市場独自規格の軽自動車だが、2024年からパキスタンのパックスズキモーター社からエンジン排気量660ccのままの現地仕様が販売されて好評を博すなど、実は密かに海外から注目される軽自動車の一つでもある。

当初の「フルモデルチェンジ」という情報では、ヘッドライトは縦から横型になり、丸型2連プロジェクター内蔵、ブラックカバーで精悍な印象に進化すると見られ、またグリルはLEDランプをつなげたウイング型デザインで、アンダーグリルも横幅いっぱいにデザインされ迫力アップするものと予想されていた。また、Cピラーとリヤウインドウを繋げるブラックウレタンがスポーテイになるという点も期待されていた。

ただし、今回のビッグマイナーチェンジでは、そこまで大胆な変更にはならないようだ。『東京オートサロン2026』でスズキが展示したカスタムカーの『EVERY WAGON WANPAKU RIDER』がビッグマイナーチェンジのプレビューモデルだと見られており、これに準じたデザイン変更にとどまるものと見られている。
今回のビッグマイナーチェンジでは、ボディカラーの追加が期待されるほか、安全装備の大幅強化も期待される。歩行者や自転車も検知し、交差点での出会い頭や右左折時の事故による被害を軽減する「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ(DSBS Ⅱ)、360度モニター用カメラシステム、フロント&リアクリアランスソナーなどを搭載するはずだ。
キャビン内では、新デザインのフルデジタルインストルメントクラスターを採用、上級グレードには、より大型のインフォテインメントディスプレイも期待できる。また、Apple CarPlay 及び Android Auto対応し、スマートフォン連携機能が強化されるだろう。快適装備としては、フロントシートのヒーターや、ステアリングホイールヒーターのオプション提供もありそうだ。
従来よりおなじみの内燃機関(ICE)版のパワートレインは、660cc直列3気筒「R06A型」エンジンの改良型、及びターボバージョンで、2WDと全輪駆動が設定されるものと思われる。また、気になるのは2023年の『ジャパンモビリティショー2023』で公開されたEV版の『eエブリイ』の投入だが、これはフルモデルチェンジのタイミングでの導入が予想されている。
(初出時に一部表記に誤りがあり、13時30分に修正させていただきました。読者ならびに関係諸氏にお詫びさせていただきます。:編集部)




