
走るほどに消耗するため点検・メンテナンスが重要
クルマは個人が所有する機械の中で、もっとも大きなパワーを発生させるものだ。クルマの中でもっとも小さな軽自動車でさえ、大人4人を乗せて、100㎞/hという人力を超えた速度で走ることができる。人間の何十倍、何百倍のパワーを生み出す。
そのため、そのパワーが少しでも間違ったところに向いてしまうと、メカニズムは壊れてしまうし、交通事故になれば、大きな被害が発生してしまう。
クルマという機械は、使い続けていると必ず部品が消耗する。速度を落とすためのブレーキ摩擦材はすり減るし、タイヤの空気は時間経過とともジワジワと抜けていく。
自転車であれば、ブレーキの効きが悪くなったり、タイヤの空気が抜けてきたら、自分で調整したり、自転車店に行ってメンテナンスをしてもらうことがあるだろう。
クルマの場合は自転車よりも日頃のメンテナンスがトラブルを減らす重要なポイントになるので、とくにブレーキの制動力、タイヤの空気圧は常にチェックするクセをつけておくと安心だ。
そして近年のクルマは、非常に高度な電子制御やソフトウェアを使用している。これは軽自動車も同じで、これらの電子部品に問題が生じても、事故の原因になるし、ソフトウェアのバグも見つけ次第に対策しなければならない。
つまり、クルマは家電とは異なり、定期的な点検・メンテナンスが絶対に必要なのだ。

ちなみに機械の素人である我々オーナーであっても基本のメンテナンスはできる。1カ月に1回のガソリンスタンドでのタイヤの空気圧のチェックと充填、1年に一度のワイパーブレードの交換、ウインドウウォッシャー液の補充などがあげられ、これらの点検・メンテナンスであれば、誰にでもできるだろう。もしも、プロに頼めば、それだけでも整備費用が掛かってしまうのだ。
そして、それ以上の点検・メンテナンスはプロに任せよう。そもそもクルマは法律で年に一度の点検が義務付けられている。そうした点検は、クルマを購入した販売店に相談するのが定番だ。また、近隣にある自動車修理工場に依頼してもいい。
最近では、新車購入時に、先払いとすることで費用を割り引くメンテナンスパックというサービスが新車ディーラーには用意されている。初心者であれば、それに申し込むのがいいだろう。
そうやって点検・メンテナスを行っていても、実のところクルマの故障の可能性をゼロにすることはできない。
しかし、新車であれば、故障に対するふたつのメーカー保証が用意されている。ひとつが、クルマの重要部品に対して購入から年走行10万㎞までを対象とする「特別保証」。もうひとつが、購入から3年もしくは走行6万㎞以内が対象となる「一般保証」だ。故障した場合は、まず保証で直せるかどうか確認しよう。また、クルマを長く乗る場合は、保証を延長するサービスも新車ディーラーによっては存在する。ぜひとも活用しよう。
自分でできる3つのメンテナンス
機械が苦手でもできるメンテナンスが3つある。それがタイヤの空気圧と、ワイパーブレード、そしてウインドウウォッシャー液だ。タイヤはガソリンスタンドでの給油時に月に 1 度のタイミングで行おう。ワイパーブレードの交換は1年に1回。ウインドウウォッシャー液は減ってきたらカー用品店などで買って補充するだけだ。
【メンテナンスその1】

【メンテナンスその2】

【メンテナンスその3】

ふたつのメーカー保証を活用
メーカー保証には重要部品に対する「特別保証」と「一般保証」がある。特別保証は、エンジンなど走行に関わる重要部品が対象で、購入から5年もしくは走行10万 km までの故障を無料で修理する。一般保証は、ブレーキパッドやエンジンオイルなどの消耗品を除く、それ以外の部品だ。購入から3年もしくは走行6万㎞までを保証する。
【保証その1『特別保証』】

【保証その2『一般保証』】

お得なふたつのサービス
近年、人気なのが「メンテナンスパック」と「保証延長」というサービスだ。メンテナンスパックは、新車購入時に3年後までなどの点検・整備などのメンテナンス費用を一括先払いすることで、費用を割り引くもの。保証延長は、保証期間を有料で延長するもの。より長く、安心を確保することができる、うれしくお得なサービスとなる。
【サービスその1『メンテナンスパック』】
点検・整備にかかる費用を先払いとすることで支払額を割り引いてくれる
【サービスその2『保証延長』】
期限のあるメーカー保証に料金を追加することで保証期間を延長するサービス
【取材協力・埼玉ダイハツ販売 浦和店】

住所:埼玉県さいたま市南区根岸5-16-6
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