Chevrolet

アメリカンスポーツカーの最新モデルを公開

Chevrolet

GMジャパンはシボレー・コルベットのみにフォーカスしてオートサロンにやってきた。展示はコルベットZ06の一部改良モデルと、クーペ2LTの用品装着車だ。改良モデルはインテリア変更が主となる。新たなインターフェースを導入して「ドライバーを中心とした空間を深化させた」と謳う。改良型の日本導入を記念してシルバー×青の色味を持つ限定モデル「Z06サントリーニエディション」も発表された。クーペ、コンバーチブル10台ずつの20台限定となる。

Hyundai

BEVの可能性を、さらに広げる

Hyundai
Hyundai

「プラグ・イントゥ・フリーダム──プラグを繋ぐことで、クルマが自由な表現のステージへ」としてBEVの魅力を訴えるのがヒョンデだった。代表作アイオニック5はギタリストMIYAVI氏とのコラボにより、ラゲッジスペースにアンプとフェンダー製スピーカーを搭載するコンセプトカーとなった。さらにインスターのコンセプトカーであるレトロトラベルの姿もある。「気軽に走れる私の特別な相棒」をレトロトラベラーとして表現した。

DAIHATSU

デビューが待ち遠しいコペン開発車第二弾

DAIHATSU

次期型のウワサが囁かれるコペンだけに東京オートサロンの出方に注目が集まった。写真は「K-OPEN ランニングプロト2」。昨年のジャパンモビリティショーに展示されていたモデルの正常進化版だという。様々なモータースポーツでの挑戦をすることで、軽量化、低重心化、最適な重量配分を突き詰めて、走る楽しさを際立たせるという開発が進行中だ。まだ中途半端な状態ながらも出展して露わにするあたり、逆にダイハツのホンキ度が伺える。

BYD

日本市場を見据えたBYDの魅力をアピール

BYD

2025年、BYDはテスラを抜いて世界一のBEV販売台数(226万台)を記録した。新エネルギー車(NEV)では436万台におよぶ快進撃だ。彼らは2025年12月に発売したPHEVのシーライオン6を筆頭に、日本導入されるBEVモデルも展示した。そこに軽スーパーハイトワゴン「ラッコ」も含まれる。PHEVの導入に踏み切ったこと、そしてBEVの心理的壁(航続距離、充電インフラ、車両価格)を払拭しようとする彼らの活動に注目が集まる。

MAZDA SPIRIT RACING

レーシングの追求こそ最大のエコロジー

MAZDA SPIRIT RACING

マツダはスポーツブランドであるマツダ・スピリット・レーシングとして、レーシングカーを持ち込んだ。そのうちの1台が世界に誇るロードスターのスーパー耐久「ST-Q」クラス参戦マシンだ。レースへの参戦を通して低炭素ガソリン(E20)燃料、カーボンニュートラルタイヤ、再生カーボンパーツ、空力改善などのテストを実施しているという。他に登場したマツダ3は、リニューアブルディーゼル燃料(HVO100%)のテストを担う。

MORGAN

いまを生きる英国の伝統芸

MORGAN

ケータハムがBEV化を突き進めるなかで、モーガンは内燃機関を貫く。モーガン・スーパースポーツに搭載されるのはBMW製B58型3.0リッター直列6気筒だ。ボディは鉄製のラダー構造の上に木組みのフレームを組み込むモーガンの伝統的な構造。それでもアルミ接着による新しいプラットフォームである。昔ながらのフォルムを残しながらもアルミとレザーによるインテリアを採用するなどモダンになった。価格は2700万円とスーパーカー級である。

NISSAN/NISMO

メーカービルドのPUスワップ術

NISSAN/NISMO

日産はオーラNISMOに対して、エクストレイルNISMOのVCターボエンジンと「NISMO tuned e-4ORCE」を組み合わせたオーラNISMO RSコンセプトを初公開した。オリジナルスポイラーにワイドフェンダー化、ローダウンといったスポーツモデルらしいモディファイも施したスペシャル仕上げ。さらにタフギアイメージを高めたエクストレイルやオーテック・リーフ。日産大学校でレストアした「マッチのマーチ」など見どころ満載だった。

MITSUBISHI

デリカ祭りに酔いしれてパジェロ復活に期待を募らす

MITSUBISHI

ミニバンにタフギアの要素を融合させたデリカD:5は、大勢のユーザーの心を掴んだ。三菱はデリカD:5を軸に、デリカミニのカスタムカーなどを含め計11台を参考出品して“デリカ祭り”を実施した。シリーズならではのカスタムムーブメントをつくり手自身が理解し、そして自ら実践するのがいい。なお「2026年に本格的なオフロード性能を有するSUVを投入する」とアナウンスされた。「いよいよパジェロ復活なるか!?」と話題の発表だ。

SUBARU

3ペダルMTで走る歓びを味わいたい

SUBARU

スバルはインプレッサWRX STIのコンプリートモデルとなるSTIスポーツ#を東京オートサロンにて初お披露目した。日本仕様では初となる6速MTモデルということに世のスバリストたちが沸いた。台数限定で今春には発売される見込みだ。さらに2025全日本ラリーに参戦していたWRXに加え、SUPER GTのBRZや、スーパー耐久のニューマシンも展示。コンペティションモデルと特別仕様車がずらりと並べられたブースは壮観だった。

Volks Wagen

GTIがいよいよBEVになって登場!

Volks Wagen

VWの電動化戦略の次なる一手は、ブランドの象徴的存在であるGTIだった。発表されたのはポロをベースとしたID.GTIコンセプト。GTI誕生50周年を記念してジャパンプレミアされた。GTIを象徴する造形は健在で、GTIらしさを電動モデルでも貫くという強い意思を感じさせる。今年中には市販モデルが発表され、2027年には市販されるという。元祖ホットハッチにしてメートル原器と呼ばれたGTIが、BEVになっていくことに時代の節目を感じる。

LOTUS

ロータスからのたった60台の贈り物

LOTUS

ロータスの歴史を現行モデルに詰め込んだようなモデル。それがエミーラの限定モデル「クラーク・エディション」だった。1965年のインディアナポリス500で優勝したロータス38をモチーフとしたグリーンとイエローストライプを纏う。パワーユニットはトヨタ製3.5リッターV6をスーパーチャージャーで過給し、最高出力406PS、最大トルク420Nmを発揮する。6速MTにしてLSDも標準装備と、好きものを唸らせるパッケージを持っていた。

Honda

プレリュードがリアルスポーツカーへ

Honda

2025年はプレリュードの復活が話題となった。ホンダはSUPER GT(GT500)参戦車両であるHRCプレリュードGTのほか、ロードカーを想定したHRCコンセプトを展示した。後者はHRCパフォーマンスパーツを装着したもので、純正よりもロー&ワイドな雰囲気で、スペシャリティカーからリアルスポーツカーへと変貌を遂げたような雰囲気を持っていた。東京国際カスタムカーコンテスト2026のコンセプトカー部門で優秀賞を受賞した。

BMW

メーカービルドのM2チューニング

BMW

BMWが会場でアンベールしたのはMパフォーマンスパーツをテンコ盛りにしたM2 CSだ。M2 CS自体、ベースに対して約30kgの軽量化、50PS、50Nmの出力性能アップを図ったモデルである。その動力性能を活かし切るため、軽量鍛造ホイールが組み合わさり、前後およびサイドにはカーボン製エアロパーツがつくなど、メーカービルドのチューニングカーのようだ。東京国際カスタムカーコンテストのインポートカー部門で優秀賞に輝いた。

CATERHAM

日本の技術を詰め込んだランニングプロト公開

CATERHAM

2024年から発表が続くケータハムのプロジェクトVは、今年、さらに進展があった。日本最大手のHKSが開発・製作支援、技術協力に加わり、東京R&Dとともに開発を進めるという。eアクスル(モーター、インバーター、ギアボックス一体ユニット)はヤマハ発動機製であることを含めて、日本屈指の技術が英国伝統のライトウェイトスポーツカーを支える。今年は自走可能のプロトタイプ。2027年には市販モデルがお目見えするはずだ。

TOYOTA GR

幕張を震わせたトヨタGRの“究極”

TOYOTA GR
TOYOTA GR

東京国際カスタムカーコンテストのコンセプトカー部門・最優秀賞も納得の人だかりだった。公道を走るレーシングカーとして開発されたトヨタGRのフラッグシップスポーツカーである。4.0リッターV8ツインターボに1モーターを組み合わせるトヨタのお家芸的なハイブリッドカー。システム最高出力650PS以上、850Nm以上が目標値とされる。今回、レーシングカーのGR GT3とともにお披露目されたが、海外からの熱い視線も絶えなかった。

PEUGEOT

ファミリーユースに最適5008GTハイブリッド

PEUGEOT

プジョーからは今春に発売される5008GTハイブリッドがお目見え。ラインナップの中では大型SUVのカテゴリーとなり、最新のパノラミックiコクピットに、3列シート(7人乗り)を備えたキャビンを持つ。またChat GPTを搭載した最新のインフォテインメントシステムも注目ポイントだろう。パワーユニットは1.2リッター3気筒ターボ+モーターのハイブリッドとなる。日本発売前の実車がチェックできるとあって話題のブースとなっていた。

SUZUKI

様々なライフスタイルをモデルごとに表現

SUZUKI

「日常を彩り、感性を運ぶ。山へ、街へ、カメラと歩む上質な一台」と題して自分らしいライフスタイルを演出してくれるクロスビー・ネイチャーフォトグラファーをはじめ、ジムニーノマド×モンスターハンターのコラボ、ストライダー3台を積む専用キャリアを持つエブリィワゴンなど。スズキはクルマとライフスタイルをテーマに、様々なクルマを提案してくれた。日本の国土で育まれた遊びゴコロのあるカーライフは、どれも心が躍る。

CITROEN/DS AUTOMOBILES

2026年の新作をいち早く実車チェック!

CITROEN/DS AUTOMOBILES
CITROEN/DS AUTOMOBILES

シトロエン及びDSオートモビルは、今春の発売が予定されるシトロエンC5エアクロスと、さらにプリプロダクションモデルのDS N°4(ナンバー・フォー)を展示した。C5エアクロスはクロスオーバースタイルをシトロエンならではの語法でハッチバックに落とし込んだもの。DS N°4はDS4の、車名変更を伴うビッグマイナーチェンジ版となる。両モデルともに1.2リッター3気筒ターボ+モーターのハイブリッドモデルが日本で導入されるという。

REPORT/中三川大地(NAKAMIGAWA Daichi)、上之園真以(AGENOSONO Mai)
PHOTO/山本佳吾(YAMAMOTO Keigo)、平野 陽(HIRANO Akio)、中島仁菜(NAKAJIMA Nina)、土屋勇人(Tsuchiya Hayato)
MAGAZINE/GENROQ 2026年3月号