BOTTEGAFUORISERIE
アルファロメオとマセラティ初の共同出展

2025年11月、アルファロメオとマセラティは、新プロジェクト「ボッテガ フォーリセリエ」の立ち上げを発表。2つの自動車ブランドが誇る伝統と、将来に向けたビジョンを統合し、ブランドを超えた新たな取り組みを進めていくことを表明している。
ボッテガ フォーリセリエは、アルファロメオとマセラティをベースとするカスタマイズモデルの開発、ヴィンテージモデルの修復、素材研究、性能向上のための研究などを実施。今回、レトロモビルと同時開催されている「アルティメット・スーパーカー・ガレージ(Ultimate Supercar Garage)」において、プロジェクトを象徴する4台のスペシャルモデルを公開した。
モーターショーにアルファロメオとマセラティが共同出展するのは今回が初。ボッテガ フォーリセリエは、それぞれのブランドが持つ卓越性を融合させ、オーダーメイドによる、これまでにないドライビング体験の提供という戦略的ビジョンを体現している。ボッテガ フォーリセリエのゼネラルマネージャー兼、マセラティチーフマーケティングオフィサーを務めるクリスティアーノ・フィオリオは、今回の出展について次のようにコメントした。
「ステランティス・グループが象徴的なブランドを重視し、その価値を高めることに本気で取り組んでいるかを、ボッテガ フォーリセリエは明確に示しています。各ブランドに対し、独自性を持ったプロジェクトを展開する自由を与えている点でも、その姿勢が表れています」
「ボッテガ フォーリセリエは、アルファロメオとマセラティが持つ共通のシナジー、そしてイタリアならではのビジョンを世界へと発信する、創造性に満ちたプロジェクトとなるでしょう。その意味において『アルティメット・スーパーカー・ガレージ』は理想的な舞台です。今回、私たちの価値観を共有し、ボッテガ フォーリセリエを形づくる4つのモデルを公開することができました」
アメリカズカップをオマージュしたジュリア

アルファロメオの「ジュリア クアドリフォリオ ルナ・ロッサ(Giulia Quadrifoglio Luna Rossa)」は、10台限定のスペシャル仕様(発表時点で完売)。第38回アメリカズカップに臨むアルファロメオとルナ・ロッサのパートナーシップを記念して製作された。フロントバンパー、アンダーボディプロファイル、サイドスカート、大型リアウィングなど、新開発の低ドラッグカーボンキットにより、史上最高の空力性能を持ったクアドリフォリオが完成した。
エクステリアは、ルナ・ロッサの船体を彷彿とさせるレインボーペイントをチョイス。ボンネットとリヤルーフをブラック、ボディをグレーとする2トーンコントラストがジュリアの彫刻的なラインを強調する。インテリアは、クルーが使用する救命胴衣(PFD)から着想を得たテクスチャーとグラフィックを組み合わせたスパルコ製シートを採用。帆から作られたオリジナルマテリアルが、ダッシュボードに印象的なアクセントを加えている。
アルファロメオの最も魅力的なアイコンを現代に甦らせた「33 ストラダーレ(33 Stradale)」は、彫刻的なデザイン、息をのむようなパフォーマンス、そして最高水準のクラフトマンシップを融合した、33台限定のスペシャルモデル。今回、GTA、GTAm、33 ベルトーネ カラボといった、伝説的なモデルからインスピレーションを得たグリーンカラーの専用リバリーを纏った仕様が展示された。
サーキットを舞台に輝く2台のマセラティ

マセラティ MC20をベースに開発されたサーキット専用モデル「MCエクストリーマ(Maserati MCXtrema)」は、サーキットにおけるエアロダイナミクスを追求しながら、FIA GT規定から解放されたエキサイティングなフォルムを纏う。最高出力740PSを発揮する、マセラティ製3.0リッターV型6気筒ネットゥーノ・ツインターボエンジンをリヤミッドに搭載し、62台が限定生産される。
アルティメット・スーパーカー・ガレージで展示された仕様は、オーナーのために専用製作されたビスポークリバリーを採用。マセラティのレーシングヘリテージと、MC12へのオマージュが込められ、ボンネットにブルーのトライデント・ロゴが大胆に描かれている。
「GT2 ストラダーレ(GT2 Stradale)」は、マセラティがGTレースシリーズ復帰に向けて開発したレーシングカー「GT2」にMC20の多用途性を組み合わせた、公道走行可能なスーパースポーツ。レーシングカーからキャリーオーバーされたエアロダイナミクスを採用し、リヤミッドに搭載される3.0リッターV型6気筒ツインターボエンジンは、最高出力640PSを発揮する。

