7M-GTEを完全リフレッシュ!

ハーネス引き直し+F-CON Vプロ化で信頼性アップ

若い頃からMZ21ソアラ一筋で乗り続けてきたという050さん。しかし長年の使用に加え、一時期は家庭の事情で放置せざるを得なかったこともあり、ボディ各部には腐食が進行。想像以上にレストアが困難な状態となっていた。

そこで選択したのが、コンディションの良い個体をベースに、これまでの愛車のパーツや機関系を移植する“箱替え”という手法だ。だが、年式の古い車両ゆえに作業は一筋縄ではいかない。ゴム類や配線の経年劣化が大きな壁となり、対応可能なショップ探しにも苦労したという。

そんな中で出会ったのがブラックラインの鈴木氏だった。

「中身はそこまで傷んでいないと思っていたんですが、実際に見てもらうと想像以上に大掛かりな作業になると分かりました」と050さんは振り返る。

実車をチェックした結果、配線はほぼ全滅に近い状態。これを受けてハーネスはすべて引き直しとなり、同時にエンジンマネージメントも刷新する方針が取られた。古い部品を活かすことも可能ではあったが、今後の信頼性を最優先し、新品パーツへの置き換えを徹底している。

“後からトラブルに悩まされるくらいなら、今やり切る”。そんな思想のもと、作業は妥協なく進められた。

7M-GTEエンジンは箱替えと同時にオーバーホールを実施。スロットルはφ90のインフィニティ用へ変更し、サージタンクも新規製作。さらにトラスト製エキゾーストマニホールドの補修なども行い、機関系は万全の状態へとリフレッシュされた。

タービンは従来から使用しているRX-6を継続採用しているため、ピークパワーに大きな変化はない。しかし、エンジン本体のリフレッシュと吸気系の見直しによりフィーリングは大幅に向上。ドライバーの体感は明らかにレベルアップしている。

インタークーラーにはトラスト製の幅広コアを採用。フロントから目立たないよう配慮しつつ、本来であれば必要となるバンパーカットは避け、内部加工によって装着を実現している点も見逃せない。

また、ハーネス刷新に合わせてエンジン制御はF-CON Vプロ3.4へ変更。セッティングは低回転域から丁寧に煮詰められており、街乗りでも扱いやすい特性を実現した。

純正デジタルメーターを持つMZ21だが、コンディション管理のためタコメーターやブースト計などの追加メーターも装備している。

完成した愛車に再び乗り込んだ050さんは、その走りに改めて魅了されたという。

「やっぱりソアラと7Mの組み合わせは特別ですね。このパンチ力は他では味わえない。今後はタービンもリフレッシュして、さらに進化させていきたいです」。

信頼できるショップとの出会いによって蘇った昭和のソアラ。長年連れ添った相棒の進化は、まだ終わりを迎えそうにない。

●問い合わせ:ブラックライン 埼玉県川越市下広谷690-1 TEL:049-239-6667

「少年時代の憧れを30年かけて実現!」合法で最凶、600馬力のZ31型フェアレディZに大注目

小学生の頃に一目惚れしたZ31フェアレディZ。その憧れは30年の歳月を経て、RB26改2.7L+T88タービンを備える630馬力のストリートドラッグマシンとして結実した。クラッシュや乗り換えを経験しながらもZ31への想いは消えなかった。ゼロヨン文化と共に歩んだオーナーの情熱が詰まった一台だ。

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