レトロとモダンが融合した“Newtro Fashion”の進化系

ヤマハの125ccスクーター「Vinoora」が2025年モデルとして台湾で発表された。“Newtro Fashion”をコンセプトに、懐かしさと新しさを兼ね備えたデザインが特徴だ。丸目二灯のヘッドライトや曲線的なボディラインが、昭和の雰囲気を醸し出している。新たに「徳島藍染」「昭和布丁」「琥珀焦糖」といったカラーリングが追加され、レトロ感が一層強調されている。

実用性と快適性を追求した機能性の向上

2025年モデルでは、前方の収納スペースが拡大され、700ccの飲料ボトルも収納可能となった。また、QC 3.0対応のUSB Type-C充電ポートが装備され、スマートフォンの充電もスムーズに行える。さらに、スマートスタートシステムの採用により、エンジンの始動が静かでスムーズになり、快適な走行が実現されている。

バリエーション豊かなモデル展開

「Vinoora Standard」は、745mmの低シート高と94kgの軽量ボディで、女性や初心者にも扱いやすい設計となっている。「Vinoora Smart Key」では、新たに「千草」「霧櫻」といったモランディカラーが追加され、柔らかな雰囲気を演出。内装には5%の天然鉱物を含む複合素材が使用され、自然な質感が感じられる。また、感応式のスマートキーや自動で開閉するシートなど、利便性も向上している。

スタイリッシュな新色『釉黒』を纏った『Vinoora M』

「Vinoora M」には、新たに「釉黒」カラーが追加された。マットなブラックボディにブラウンのシートが組み合わされ、シックで洗練された印象を与える。ヘッドライトガードやクロームアクセントなど、細部にまでこだわりが感じられるデザインとなっている。

都市生活に最適なパートナーとしての魅力

「Vinoora」シリーズは、レトロなデザインと最新の機能性を兼ね備え、都市部での移動手段として最適な選択肢となっている。軽量で取り回しが良く、収納力や充電機能など、日常生活での使い勝手も考慮されている。個性的なデザインと実用性を求めるユーザーにとって、魅力的な一台となるだろう。

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