スカイラインGT系モデル乗りをピックアップ!
「日本の中心でスカイライン愛を叫ぶ!」とばかりに長野県松本市の信州スカイパークやまびこドームで5月3日に開催されたのが、スカイライン&GT-RオーナーズクラブARC主催のスーパーエキシビジョン。開放的なドーム内に展示されたのは全国から集結した100台オーバーのオーナー自慢のマシンたち。ここではその中からRBエンジン搭載のイケてるスカイラインGT系10台をピックアップ!
4月に納車されたばかりのER34・AT改MT仕様!

年始に不運な事故でBCNR33を廃車に…。その後継機として選ばれたのが、このER34だ。GT-R再選か、憧れのR34ボディか…と、さんざん悩み抜いた末、極上のAT車両をベースに決定。納車に合わせて、購入先のシャフトオートサービスが5速MTへコンバート。「しばらくはこのまま乗るつもりですが、やっぱり憧れのGT-R仕様にしたい気持ちもあるんです」とのこと。


現状のカスタムはエクステリアのアルティアエアロとグラムライツ18インチホイールで、パワー系はマフラーのみという状態。5速MT化したシフト周りも純正のような仕上がりだが、シフトインジケーター付きのメーターがAT車だった名残となっている。
フルオリジンで固めたER34“オカドリ”仕様

子供の頃からのスカイライン好きという秋野さん。それまで乗っていたR31GTS-Rにトラブルが発生したため、修理費用と天秤にかけて検討し、買い替えたのがこのER34だ。お気に入りはなんといっても「これぞスカイライン」というスタイルで、D1マシンのハカマ形状サイドステップに憧れてフルエアロ化。イメージしたのはノムケン号だが、エアロは敢えてORIGINをチョイス。「カッコだけの“オカドリ”仕様なんです。ATなので運転も楽ですよ」とのこと。


ヘッドカバーやホース類をブルー系でまとめた美しいエンジンルーム。RB25DETエンジンはブリッツのエアクリーナー、柿本マフラー、ECUのファインチューン仕様。インテリアもレカロSR6/SR3シートやモモステアリング、オートゲージ追加メーターなどで走りのイメージに仕上げている。
HR34をベースに600psのRB26をスワップ!

BNR32を2台乗り継いだカメイさんが、増車で購入した98年式のHR34のAT車。ところが、その後にBNR32がクラッシュで廃車となったため、RB26エンジンなど使えるパーツをガレージザウルスでフル移植! HKSパーツを組み込んだRB26DETT改TO4Zタービン仕様にR33用5速MTを組み合わせ、600psのパワフルなサーキット仕様FRとしている。今後もF-CON Vプロのバージョンアップや点火系など、さらなる進化を予定している。



BNR32から移植したRB26DETTエンジンは、2.6L強化+TO4ZタービンをF-CON Vプロ3.3で制御する600ps仕様。ミッションはR33用5速MTでプロペラシャフトはワンオフだ。車高調はザウルスREXでエンドレスキャリパー&ローターでブレーキも強化済み。室内も走りの雰囲気がプンプンだ。
ER34を大迫力のスーパーワイド化!

免許取得後のファーストカーがケンメリ1800GLS。以降、R30→R32→R31→R32…と、スカイラインばかりを乗り継いできた大悪親父さんが、6年前に購入したのがこのER34だ。注目のカスタムポイントはデモカーを見て即オーダーしたというURASの超スーパーワイド幅広ボディキットで、スムージング処理により後付け感のないフォルムに。「スカイラインは自分にとって1/1サイズのプラモデル。手間を掛けただけ綺麗に仕上がるのが良いんですよね」とのこと。



#6000コンパウンドで磨き上げた外装に負けじと、エンジンルームも極上のコンディションを誇る。足元で存在感を主張するSSRプロフェッサー(F:9.5J✕18/R:11J✕18)は、2年待ちで手に入れたフルオーダー品だ。
