人気の4気筒250ccモデル「カワサキ Ninja ZX-25R(メタリックスパークブラック×パールフラットスターダストホワイト)」をベースに、BEET JAPANの専用パーツで各部を徹底チューニング。マフラーは2019年の鈴鹿8時間耐久ロードレースで優勝を飾った「#10 Kawasaki Racing team Suzuka 8H」に採用された、レーシングマフラーと同形状の政府認証適合モデル「NASSERT Evolution TypeII(20万9000円~)」をセレクト。

 8,000rpmから怒涛の加速感を発揮するNASSERT Evolution TypeIIは、マルチエンジン独特のエキゾーストノートを奏でつつ、ステンレス製の新型サブサイレンサーと触媒装置の採用により、厳しい排ガス規制に対応。O2センサーにも対応するなど、ストリートでも安心して使用できる仕様に仕上げられている。

焼き色を付けた美しいチタンサイレンサー。

 素材には耐熱チタン合金(SUPERTIX®)チタンパイプを採用。表面をヒートフィニッシュ処理することで、美しい外観と耐汚性を両立。マフラーの重量は、純正8.8kgに対し、NASSERT EvolutionTypeIIは5.2kgと約41%の軽量化を実現。

 チタンサイレンサーのシェル部の長さは350mmに設定。クリアチタン(20万9000円)、ブルーチタン(21万4500円)、メタルブラック(22万円)の3タイプから選択可能だ。

ロングタイプのサイレンサーを採用したフルエキゾーストシステムでイメージをチェンジ。
ノーマルのカワサキ Ninja ZX-25R(メタリックスパークブラック×パールフラットスターダストホワイト)

 BEET JAPANがリリースするNinja ZX-25R用のNASSERTシリーズは、政府認証適合モデルのほか、JP250クラスのレギュレーションに合わせ、本体をステンレス仕様としたレース用の「NASSERT-R Evolution TypeII(18万7000円/19万2500円)」。MFJ音量規制(10,500rpm/105dB以下)に対応したレース用の「NASSERT-R Evolution TypeII(19万8000円/20万3500円)」もラインナップ。

耐久性の向上と軽量化を両立したバックステップ「HYPER BANK(ハイパーバンク)」。
BEET JAPANではアルマイト処理によるカラーオーダーも受付中。写真はレッド、シルバー、ブラックの3カラーを組み合わせた例。カラーオーダーは1カラー5000円、2カラー7000円、3カラー8000円。
右側のステップ周り。

 レーシーなポジションを獲得したバックステップは、高い耐久性と高強度をコンセプトに、徹底した安全設計のもと、リプレイスステップでは初めて「熱間鍛造製法」を取り入れ、 耐久性の向上と軽量化を両立した「HYPER BANK(ハイパーバンク)」を装着。シルバー仕様(6万4900円/ポジションプレートのみブラック)とブラック仕様(6万8200円)の2タイプをラインナップ。

全体に丸みを帯びたデザインに変更し、サイズや形状をチェンジしたフロントのスモークスクリーン。
スモークスクリーンにはエッジゴムも付属。フレームカラーに合わせ、ブラック×レッドの左右グリップをコーディネイト。

 フロントにBEETのロゴを刻印し、エッジゴムを付属したスモークスクリーン(1万8000円)は、全体に丸みを帯びたデザインとし、純正よりも4cmロングで7cmアップ。

純正ラジエターの下にサブラジエターを装着。

 純正ラジエターには石跳ねなどからラジエターコアをガードする、BEETのロゴ入りのラジエターガード(1万8000円)を導入。純正ラジエターの下には、走行中の冷却水の温度を下げる、コアガード付きのサブラジエター(7万7000円/取り付けステーは3300円)も装着されている。

クラッチ&フロントブレーキレバーは、レッドアルマイトのアルミビレットタイプに変更。
ライムグリーンのカワサキワークスカラーを細部に活かしたプロトのNinja ZX-25R|東京モーターサイクルショー2022

水冷4ストローク4気筒DOHC 4バルブエンジンを搭載した250クラスの最高峰モデル・カワサキ Ninja ZX-25R。写真は同車のグリーンカラーの魅力を最大限に引き出した、プロトが手掛けたカスタム。グリーンのアルミ製アルマイトパーツに加え、アクラポヴィッチ製マフラー(JMCA政府認証モデル)やブレンボ製モノブロックキャリパーなど、走りを意識した贅沢なアイテムも随所に盛り込まれている。 PHOTO/REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki) プロト https://www.plotonline.com/ 公式HP https://www.plotonline.com/custom-diver/kawasaki/ninja-zx-25r-2020

https://motor-fan.jp/bikes/article/34773/
燃費は?積載性は? 実用性を細かく解説。┃Ninja ZX-25R SE 1000kmガチ試乗③

250cccクラスで82万5000/91万3000円は、率直に言うと安くはない。とはいえ、他機種からの流用がごくわずかで、ほとんどのパーツが新規設計されている事実を知れば、ZX-25Rの価格に異論を述べる人はいないだろう。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki) ※2020年12月19日に掲載した記事を再編集したものです。 価格や諸元、カラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。

https://motor-fan.jp/bikes/article/27382/